2013年 リフォーム実施者調査 

2013年11月22日
リクルート住まいカンパニーは、住宅リフォームの実施者を対象に調査を実施。
※本調査はリフォーム費用300万円以上の方々を対象に調査しています

<調査トピックス>

【実施者全体の傾向】

・リフォームをした部分のトップは「浴室」で59.8%。「キッチン(台所)」「洗面室」「トイレ」といった水まわりが上位となった。

・リフォームをしたきっかけのトップは「住宅設備が古くなった・壊れた」で46.2%。


【二世帯リフォームについて】

・リフォーム実施者のうち「二世帯リフォーム」の実施は20.4%。「二世帯リフォーム」実施の理由は、子世帯・親世帯ともに「親の老後のことを考えたから」がトップ(子世帯34.7%、親世帯38.8%)。以下、「家が老朽化したから」「家族が一緒に生活した方が安心だから」と続く。

・「二世帯リフォーム」にしてよかったことは、親世帯・子世帯ともに「いざというときに身寄りがいる安心感がある」がトップ(子世帯47.2%、親世帯49.0%)。 子世帯では、「旅行に行くときなど安心して家を留守にできる」、「生活費の節減ができること」「食事の用意をしてくれること」など親世帯のサポートを求める項目が続く。 親世帯では、「話し相手になってもらえること」、「土地や資金を助け合えること」、「孫に頻繁に会えるようになったこと」など、コミュニケーション・協力姿勢に関する項目が続く。


【エコリフォームについて】

・リフォーム実施者のうち「エコリフォーム」の実施者は20.4%。

・「エコリフォーム」を検討したきっかけは「節電、震災といった環境変化に伴い、エネルギーを自宅でまかなうこと等に意識的になっていたから」がトップで43.1%。、「自然や環境に負荷のない生活をしたいと思っていたから」(41.3%)が続く。

・「エコリフォーム」で興味関心があったものは「断熱材や二重サッシの導入など断熱性・気密性の向上」が高く38.9%。

・「エコリフォーム」への追加費用許容金額は、「10万円超~50万円」が最も多く25.7%。

・「エコリフォーム」実施者の90.5%が満足と回答。


【調査結果詳細】

1 リフォームをした部分
リフォームをした部分は、「浴室」、「キッチン(台所)」、「洗面室」、「トイレ」など水まわり系が上位。


◆リフォームをした部分は「浴室」(59.8%)、「キッチン(台所)」(58.8%)、「洗面室」(57.8%)、「トイレ」(57.4%)と水まわり系が上位となった。
◆戸建てリフォームでは浴室・キッチン・洗面室・トイレの水まわりと外壁が50%を超える。
◆マンションリフォームでは、リビング・ダイニングと水まわりの項目が70%を超え、玄関・和室・寝室・廊下も50%を超え、リフォーム箇所が多い。

2 リフォームのきっかけ
リフォームをしたきっかけのトップは、「住宅設備が古くなった・壊れた」(46.2%)。


◆リフォームをしたきっかけは、「住宅設備が古くなった・壊れた」(46.2%)が最も多く、以下「家が古くなった・老朽化した」(33.9%)、「設備の使い勝手に不満がある」(32.3%)の順となった。
◆戸建てリフォームと比較して、マンションリフォームでは、「住宅設備が古くなった・壊れた」(55.0%)、「間取りに不満がある」(29.7%)、「好みの゗ンテリゕ・デザ゗ンに変えたい」(21.6%)が10ポ゗ント以上高い。

3 対象住居の築年数
リフォーム対象住居の築年数は、最も多かったのが「20~25年未満」で20.0%。平均年数は25.3年。


◆リフォーム対象住居の築年数は、最も多いのが「20~25年未満」で20.0%。平均年数は25.3年。
◆一戸建てリフォーム実施者のボリュームゾーンは「20~25年未満」(21.5%)、一方マンションリフォーム実施者は「30~35年未満」(24.3%)。

4 リフォーム費用
リフォーム費用は「300万~500万円未満」が51.7%と過半数。平均金額は約653万円。


◆マンション(約516万円)と一戸建て(約679万円)のリフォーム費用には約163万円の差がある。

5 「二世帯リフォーム」の実施状況
リフォーム実施者における「二世帯リフォーム」の実施者は20.4%。


6 「二世帯リフォーム」の実施理由
「二世帯リフォーム」実施理由のトップは、子世帯・親世帯ともに「親の老後のことを考えたから」(子世帯34.7%・親世帯38.8%)。


◆「二世帯リフォーム実施理由」のトップは、子世帯・親世帯ともに「親の老後のことを考えたから」。以下「家が老朽化したから」、「家族が一緒に生活した方が安心だから」と続く。
◆親世帯・子世帯間で差が大きく出た項目は、「同居することで子どもの面倒を見てもらえるから」(子世帯22.2%、親世帯12.2%、差分10.0ポイント)、 「育児を協力し合えるから」(子世帯
9.7%、 親世帯20.4%、差分10.7ポイント)となった。

7 「二世帯リフォーム」にしてよかったこと・助かっていること
「二世帯リフォーム」にしてよかったことは、親世帯・子世帯ともに「いざというときに身寄りがいる安心感がある」がトップ。(子世帯47.2%、親世帯49.0%)。


◆「二世帯リフォーム」にして良かったことは、親世帯・子世帯ともに「いざというときに身寄りがいる安心感がある」がトップ(子世帯47.2%、親世帯49.0%)。
◆子世帯では、以下「旅行に行くときなど安心して家を留守にできる」、「住居費や光熱費・食費などの生活費の節減ができること」「食事の用意をしてくれること」となり、親世帯のサポートを求める項目が続く。
◆親世帯では、以下「話し相手になってもらえること」、「土地や資金を助け合えること」「孫に頻繁に会えるようになったこと」となり、コミュニケーション・協力姿勢に関する項目が続く。

8 「エコリフォーム」の実施率
リフォーム実施者における「エコリフォーム」の実施者は20.4%。


◆今回実施したリフォームが「エコリフォーム」かどうかをたずねたところ、リフォーム実施者のうち20.4%が「エコリフォーム」であると回答した。

9 「エコリフォーム」検討のきっかけ
「エコリフォーム」を検討したきっかけは、「節電、震災といった環境変化に伴い、エネルギーを自宅でまかなうこと等に意識的になっていたから」がトップ(43.1%)。


◆リフォーム実施者の中で「エコリフォーム」を検討した人のきっかけをみると、「節電、震災といった環境変化に伴い、エネルギーを自宅でまかなうこと等に意識的になっていたから」が最も多い(43.1%)。
◆2位以下は「自然や環境に負荷の少ない生活をしたいと思っていたから」(41.3%),「売電、省エネなど生活費に経済的なメリットがありそうだったから」(37.7%)が続く。

10 「エコリフォーム」で興味関心があったもの
「エコリフォーム」で最も興味関心があった中でトップは「断熱材や二重サッシの導入など断熱性・気密性の向上」(38.9%)。


◆「エコリフォーム」で最も興味関心があったものをみると、一番高いシェアであったのは、「断熱材や二重サッシの導入など断熱性・気密性の向上」となった(38.9%)。
◆2位以下は、「太陽光発電〒エネフゔームのような創エネ機能の搭載」(16.2%)、「エコキュートなど高効率給湯器の採用」(13.8%)が続く。

11 「エコリフォーム」への追加費用許容金額
「エコリフォーム」への追加費用許容金額は、「10万円超~50万円」が最も多い(25.7%)。


◆「エコリフォーム」への追加費用許容金額をみると、「10万円超~50万円」(25.7%)が最も多く、「50万円超~100万円」(21.6%)が続く。
◆「 0円(追加費用は許容しなかった・許容できない)」は14.4%を占める。

12 「エコリフォーム」の満足度
「エコリフォーム」実施者の90.5%が満足。


◆「エコリフォーム」実施者の満足度をみると、「たいへん満足」が30.2%、「やや満足」が60.3%で合わせて90.5%と大多数の人が満足であると回答した。


【調査概要】
・調査目的:リフォーム実施者のリフォーム選択における意識や行動の把握
・調査対象・回収数:下記条件を満たす首都圏・関西・東海の男女
  ・20歳以上
  ・300万円以上のリフォームの3年以内 実施者
  ・「主にあなたが検討した」「主ではないが、検討には関わった」回答者
  *上記いずれも本人または家族が下記職業の者を除外
   住宅メーカーまたは販売、不動産・建設関連、広告代理店・市場調査関連
・調査地域:  
   首都圏:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
   関西 :大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県
   東海 :愛知県・三重県・岐阜県
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査期間:
   スクリーニング調査 2013年8月20日(火)~2013年8月22日(木)
   本調査 2013年8月22日(木)~2013年8月23日(金)
・スクリーニング調査対象:126,159人
・本調査有効回答数:619サンプル

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