韓国における日本の県名検索トレンド調査 

2013年03月13日
アウンコンサルティングの韓国現地法人となるアウンコリアマーケティングは、韓国における日本の県名検索トレンド調査を実施。韓国における日本の都道府県名検索ランキングに関するデータを公開した。

【調査結果】

検索シェア韓国No.1のメディア「NAVER」が提供するキーワード検索数調査ツールを用いて、日本の47都道府県名を韓国語表記とした場合のキーワードで、PC・モバイル(デバイス)別に月間検索回数を調査しました。(2013年2月における月間検索数調査)。

結果としては、「沖縄」「大阪」「京都」「東京」「北海道」といった日本でも旅行先として定番地域となる都道府県名が上位にランクインしました。「福岡」は韓国から距離的にも近いということで、手軽さと親近感が韓国人観光客にみられます。地方都市では、「富山」が注目されています。最近韓国のテレビ番組『五感満足!世の中は美味しい(오감만족 세상은 맛있다)』など韓国メディアで取り上げられて紹介されていることから、富山の海産物や風光明媚な土地柄に興味・関心が高まり検索が増えています。

また、同様の調査方法を用いて県名の他に地域名や都市名もいくつか参考値として調査してみたところ、都道府県よりも都市・地域名の検索回数が多い場所があることが分かりました。例えば、東京(26,922回)よりも渋谷(100,021回)、愛知(861回)よりも名古屋(327,205回)、大分(1,737回)よりも由布院(18,234回)や別府(4,782回)、熊本(1,384回)よりも阿蘇(1,730回)など、都道府県名より都市・地域名の検索回数が多いという結果がみられました。温泉地で有名な地域や、ファッション・トレンドなど情報の発信地に加え、LCC(格安航空会社)各社において積極的且つ集中的にキャンペーンを実施している地域は瞬間的に注目と関心が集まるといった傾向がみられました。


【調査概要】
・調査対象国:韓国
・調査方法:「NAVER」が提供するキーワード検索数調査ツールを用いて、日本47都道府県名を韓国語表記とした場合のキーワードで、PC・モバイル(デバイス)別に月間検索回数を調査
・調査期間:2013年2月1日~2013年2月28日分を2013年3月5日に集計

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アウンコンサルティング]
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