インフルエンザ予防に関する調査 

2013年11月20日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業として、2013年2月1日にサービスを開始した「レシートで貯める」のアンケートモニターを対象にインフルエンザ予防に関するアンケート調査を実施。

厚生労働省が「今冬のインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、11月8日に発表しましたが、そのような中で消費者のインフルエンザ予防意識の実態について20代~80代の男女4,271名(女性2,594名、男性1,677名)を対象に2013年11月9日に調査を実施しました。

【調査結果】

◆インフルエンザ罹患経験0回が男女とも約4割を占める

これまでインフルエンザにかかった回数について質問したところ、女性は43.45%が、男性は39.77%が罹患経験0回でした。男女で大きく数字が別れたのが5回以上の罹患経験者で、女性は7.05%に対し、男性は14.19%となりました。

◆3割以上の消費者がインフルエンザの予防接種未経験

アンケートの回答者に、これまでインフルエンザの予防接種を受けたことがあるかを聞いたところ、5回以上受けたことがあると答えた人が女性は39.94%、男性は45.38%でそれぞれトップとなりました。その一方で、予防接種を受けたことがないと答えた人が男女とも3割を占めており、まだまだ予防接種によるインフルエンザ予防の啓蒙が必要だと言えそうです。

◆女性の半数以上が今年は予防接種を受けない予定

今年はインフルエンザの予防接種を受けるのかについて聞いたところ、女性では既に受けた方および受ける予定と答えた方の合計が33.77%、男性では35.78%と、これまで予防接種を受けたことがある人が7割を超えるにもかかわらず、30%台に留まる結果となりました。逆に受けないと答えた方は女性では50.23%、男性では47.76%と半数近い数字を占めました。

◆マスク装着による予防意識に男女で差

インフルエンザを予防するために行っていることでは、「手洗い・うがいをする」が男女ともにトップとなりました。男女で大きく差が開いたのは「マスクをする」、「人ごみを避ける」、「部屋の湿度を保つ」、「こまめに喚起する」などの予防行動で、いずれも女性が男性を大きく上回りました。そのほかの項目を見ても、「運動をする」以外の項目では女性が男性を上回っており、インフルエンザの予防について、男性よりも女性の方が意識が高いことがうかがえます。

逆に「特にない」と回答した方は女性では8.44%、男性では13.30%でした。「特にない」と答えた方に、なぜインフルエンザの予防をしないのかを確認したところ、これまでインフルエンザに罹患したことがないため、予防を行っていない方や、かかるときはかかると割り切っている回答が多数を占めました。その他、予防意識が希薄な方や、逆に病気になりにくいよう普段から心がけているためインフルエンザだけを機にした特別な行動はとっていないという意見も見受けられました。


【調査概要】
・対象:クレディセゾン社との共同事業「レシートで貯める」の10代~80代の会員
・調査方法:当社「レシートで貯める」サイトを活用したインターネットリサーチ
・調査地域:全国
・調査日:2013年11月9日
・有効回答者数:4,271名
・属性:
 [女性] 20代以下 3%、30代 18%、40代 24%、50代 12%、60代 3%、70代以上 1%
 [男性] 20代以下 1%、30代 7%、40代 16%、50代 10%、60代 4%、70代以上 1%

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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