ブライダル・セレモニーに関する実態調査(レストランウエディングレポート2013) 

2013年01月24日
ぐるなびウエディングは、過去に挙式・披露宴やレストランウエディングなどのブライダル・セレモニーを実施した人の実態を調査、結婚時期別に分析しました。
2013年のブライダル・セレモニーは招待人数が減少し、「ゲスト目線のおもてなしをする」という傾向がさらに強くなりそうです。「料理のおいしさ」で選ばれているレストランでのブライダル・セレモニーは今後、料理を重視するカップルからの注目を集めそうです。

【調査結果】

1. 招待人数は減少でもゲスト1人あたりの費用は増加傾向に!

Q1. セレモニーの費用総額、自己負担額、招待人数を教えてください。 ※n=21,657(回答者ベース)

会場タイプ別に平均費用総額と招待人数を見ると、「ゲストハウス」325万円・66人、「ホテル」が271万円・74人、「専門式場」が270万円・68人、「レストラン」は170万円・52人という結果となりました。ゲスト1人あたりの費用は最も高い「ゲストハウス」4.9万円と最も安い「レストラン」3.3万円を比べると1.6万円の差があります。
平均招待人数については「ホテル」が多く、「レストラン」が少なく、ある程度開きがある結果となっています。なお、ご祝儀の金額を3万円とした場合、「ゲスト招待人数×3万円」として自己負担額の目安を算出することができます。レストランウエディングでは会費制で行う場合もあるため、自己負担額は 会場タイプや招待人数、招待制(ご祝儀制)・会費制によって差が出てきそうです。

2. ウエディングセレモニー会場の選定で、重視されるポイントはゲスト目線!?

Q2. 実施した会場タイプを選んだ理由は?(複数回答)※n=21,667

会場選定で重視した項目を全体で見ると、1位は「立地・アクセスが良い」(47.1%)、2位は「料理が美味しい」(42.8%)、3位は「予算的にちょうど良い」(36.7%)という結果となりました。ウエディングセレモニーの会場に「レストラン」を選定した人に絞って結果を見てみると、やはり「料理のおいしさ」(56.1%)というレストランならではの良さと、「予算的にちょうどよい」というリーズナブルさで選ばれているようです。

また、会場選定の理由を結婚時期が5年以上前の回答と1年以内の回答の上昇率で見てみると、「外観・インテリアが良い」(18.2%)、「料理が美味しい」(15.5%)、「立地・アクセスが良い」(15.2%)の上昇率が高く、近年はゲスト目線のおもてなしを意識した項目が重視されているようです。

3. ウエディング・セレモニーでの料理は「フレンチ」と「和洋折衷」が人気を二分! 他とは違う料理ジャンルにこだわるならレストラン!

Q3. セレモニーで提供された料理ジャンルは? ※n=21,667

全体では、1位「フレンチ」(36.8%)と2位「和洋折衷」(32.0%)が人気を二分する結果となりました。1位の「フレンチ」は、ブライダル・セレ モニーというシーンで、普段よりも特別感を感じられる料理をゲストの方に楽しんでいただきたいという想いから人気なのでしょうか。会場タイプごとに見る と、「ゲストハウス」では圧倒的に「フレンチ」が多いようです。レストランはお店によって提供される料理ジャンルが異なるため、「フレンチ」、「和洋折 衷」だけではなく、「イタリアン」、「和食」など幅広い料理ジャンルが提供されています。

5. 会場を決定するツールとして、ネットが雑誌を逆転し急上昇!

Q5. 会場決定の決め手となったツールは? ※n=3,887

レストランウエディング実施者を結婚時期別に見ると、5年以上前は「雑誌」(51.1%)が約半数を超えていましたが、「ネット」が急成長し3~4年以内 では逆転しています。その後も毎年伸びており、結婚歴1年以内の人では「ネット」(44.4%)が会場決定に大きな影響力を持っているという結果となりま した。口コミや実際の写真などの情報が豊富で、リアルタイムに更新される「ネット」は2013年さらに勢力を増していきそうです。


【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2012年11月6日~12日
・調査対象: 20~40代の既婚女性でブライダル・セレモニーを実施した人
・サンプル数:21,667人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ぐるなびウエディング]
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