非接触IC型電子マネーに関する調査 

2013年11月15日
マイボイスコムは、『非接触IC型電子マネー』に関してインターネット調査(第5回目の調査)を実施。2013年10月1日~5日に11,957件の回答を集めた。

【調査結果】

◆直近1年間に利用した電子マネー、利用場所、利用意向

直近1年間で利用したことがある電子マネーは「Suica」「WAON」「nanaco」「楽天Edy」「PASMO」の順で多く、各2~3割です。「楽天Edy」は男性が女性を約15ポイント、「WAON」は女性が男性を約12ポイント上回ります。男性30代では「楽天Edy」、女性30代以上では「WAON」が1位です。関東では「Suica」、それ以外では「WAON」が最も多くなっています。電子マネーの利用意向は66.3%、若年層で多い傾向です。

電子マネーの利用場所は「交通機関」「コンビニエンスストア」が6割前後でトップ2、「スーパー」「自動販売機」「駅の売店」が各3~4割で続きます。「スーパー」は2011年調査よりやや増加、また女性が男性を約11ポイント上回ります。「コンビニエンスストア」は男性10・30・40代で1位です。『Suica』『PASMO』利用者では、交通機関の他、「自動販売機」「駅の売店」の比率も高くなっています。

◆買い物での電子マネー利用頻度、決済状況、1回あたりの決済額

買い物で電子マネーを利用する頻度は「月に1回以下」が22.4%でボリュームゾーンです。「週2~3回」「週1回」「月に2~3回」も各2割弱みられます。男性や30・40代で利用頻度が高い傾向です。買い物でよく『iD』や『QUICPay』を利用する人では「週4~5回以上」が多くなっています。

電子マネーが使える店舗で買い物する際に、電子マネーで支払うことが多い人は33.1%で、男性や30・40代で多くなっています。1回あたりに利用する金額は「300~500円未満」「500~1000円未満」が各2~3割でボリュームゾーンです。利用金額は、男性は高年代層ほど、女性は20代以降年代が高いほど多くなっています。また、買い物時に『WAON』をよく利用する人でも多い傾向です。

◆直近1年間で買い物に最もよく使った電子マネー、その電子マネーの認知経路

買い物で電子マネーを使う人が直近1年間に最もよく使った電子マネーは、「WAON」(25.4%)が最も多く、「Suica」「楽天Edy」「nanaco」などが各2割弱で上位にあがっています。「楽天Edy」は男性が女性を約10ポイント、「WAON」は女性が男性を約16ポイント上回ります。

買い物で最もよく使った電子マネーの認知経路を聞いたところ、「店頭や交通機関のポスター、チラシ、案内放送など」(27.4%)が最も多く、「店頭や交通機関でのキャンペーン、勧誘」「テレビ番組・CM」「その他のインターネットサイト」が各1~2割で続きます。買い物時に『楽天Edy』を利用する人は「その他のインターネットサイト」、『iD』『QUICPay』利用者では「クレジットカード会社の説明・勧誘」が最も多くなっています。また、『Suica』利用者では「テレビ番組・CM」も多くみられます。


【調査概要】
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2013年10月1日~10月5日
調査機関:マイボイスコム株式会社
回答者数:11,957名

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[マイボイスコム]
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