年末年始のイベントに対する意識と実態調査（20歳～69歳の既婚女性） 

花王は、20歳～69歳の既婚女性1056名を対象に年末年始のイベントに対する意識と実態に関するインターネット調査を実施。一昔前までは、年末年始といえば、大掃除、おせち、初詣などが主流でしたが、今の20、30代の若年主婦にとっては「クリスマス」が年末年始最大のイベントという意識が高く、年始の準備よりもクリスマスの準備を重視している傾向が見られました。

【主な調査結果・ポイント】

【１】若年主婦にとって「クリスマス」は年末年始最大のイベント。特に、三大都市圏※の若年層で顕著な傾向にある。
※三大都市圏=一都三県、愛知、京阪神

【２】クリスマスパーティの実施率は20・30代で４割超。20代・30代と50・60代で年末年始の過ごし方に顕著な差が。

【３】若年主婦ほど、クリスマスにむけた準備を楽しむ傾向。特に人を家に招く人ほど、準備にこだわりあり。

【４】クリスマスパーティを実施する人は、年末ぎりぎりの大掃除ではなく飾り付けなどのクリスマス準備と一緒に楽しみながら掃除をしている。

【調査結果詳細】

【１】 若年主婦にとって「クリスマス」は年末年始最大のイベント。特に、三大都市圏の若年層で顕著な傾向にある。

・数ある年末年始のイベントの中で、自分にとって最大のイベントは何かを聞いたところ、20-30代の若年主婦では「クリスマス」が年末年始最大のイベントであると考えている人が多いことが分かった。

・特に、三大都市圏の若年主婦ほどその意識が高い。

【２】 クリスマスパーティの実施率は20・30代で４割超。20・30代と50・60代で年末年始の過ごし方に顕著な差が。

・クリスマスパーティの実施率は20-30代で4割以上と、50-60代の2倍にもなる。

・特に、三大都市圏に住む20代主婦のほぼ半数がクリスマスパーティを実施しており、クリスマスパーティは年末時期に欠かせない大切なイベントとなっているようだ。

【３】 若年主婦ほど、クリスマスにむけた準備を楽しむ傾向。特に人を家に招く人ほど、準備にこだわりあり。

・クリスマスパーティ実施している人において、クリスマス準備の中で、年代を問わず楽しみとされているのはクリスマスケーキの準備であった。また、クリスマスパーティを実施している若年層ほど、「ツリーの準備」、「プレゼントの準備」、「飾り付けの購入」、「家中の飾り付け」といった “家をクリスマスモードにする準備”を楽しみにし
ている。

・家中を飾り付けることを楽しみにしている人は、飾り付けの種類も豊富で、飾り付けをしている場所も多く、20代でその傾向が高くなっている。

・パーティ実施者の中でも、友人を自宅に招いてパーティを実施する人ほど準備に対するこだわりがあり、特に「ママ友」の視線を意識していることが伺える。

【４】 クリスマスパーティを実施する人は、年末ぎりぎりの大掃除ではなく、飾り付けなどのクリスマス準備と一緒に楽しみながら掃除をしている。

・クリスマスパーティを実施している人のほとんどが、クリスマスの飾り付けをする前にお掃除をしており、友人をパーティに招く人ほどお掃除をしている場所が多い。

・飾り付け前にお掃除する理由としては、「飾り付けをする場所はキレイにしておきたい」という意見が多く見られた。

・友人が来る前にお掃除をした理由としては、「友人が使うところはキレイにしたい」「楽しく過ごしてほしい」といった意見が多かった。

・楽しいクリスマスにむけてのお掃除なら普段のお掃除とは違ったモチベーションで楽しくお掃除が出来るようだ。

・ここ２～３年のうちでやめてしまった年末年始のイベントで大掃除は第2位（8%）という結果になった。一方、ここ２～３年で始めるようになったイベントとしては、ハロウィンやクリスマスパーティが上位にあがってきており、年末の海外の習慣が根付いてきている様子が伺える。


【調査概要】
調査実施日： 2013年9月27日～29日
調査対象者： 20歳～69歳の既婚女性1056名
　（20代：67名、30代：227名、40代：241名、50代：252名、60代：269名）
対象者居住地域： 全国
調査手法： インターネット調査

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