夏の常備菜に関する調査 

2013年06月24日
ミツカンは、夏の常備菜への意識や取り組みを探るべく、首都圏・関西圏に住む 30~40 代の子どもを持つ主婦(416名)を対象に「夏の常備菜に関する調査」を実施。
その結果、夏の常備菜に「日持ちすること」「手間がかからないこと」「食欲がなくても食べられること」などを求め、この夏に最も挑戦したい常備菜1位には、「日持ちしそう」「夏バテに効果がありそう」「食欲がなくても食べられる」などの理由から「ピクルス」が選ばれました。

【調査MEMO】
あらかじめ作り置くことで日々の献立に役立てるという、日本の食卓に古くからある常備菜が、近年“作り置きおかず”や“ストックおかず”として再び脚光を浴び、書籍などの出版物も多く発行されています。食卓のもう一品を解決できることに加え、調味料を上手く活用することで保存性が高まったり、調理してしまうことで傷みやすい食材を日持ちさせたりできるなどの利点があり、暑くて料理を作りたくない、食材が傷みやすくなる夏にも活躍するのではないでしょうか。

【調査結果のポイント】

■夏の食は、「食中毒防止を意識する」人 96.4%、「食事の用意の時間を短くしたい」人 94.7%、「食材によく火を通す」人 86.8%、「冷たい料理が増える」人 80.3%。

■ふだん常備菜を作っている人は、「よく作っている」「まあまあ作っている」を合わせて 35.8%。「あまり作っていない」を加えた“常備菜調理経験者”は 84.1%。

■作ったことがある常備菜のトップは「きんぴら」(66.6%)。常備菜を作る理由は「おかずの品数を簡単に増やせるから」(70.9%)、活用シーンは「夕食のおかずとして」(84.0%)がトップ。

■夏に最も作る常備菜は、「漬物」(18.6%)、「ピクルス」(11.4%)、「ポテトサラダ」(8.6%)。作る理由は、「日持ちしそう」「食欲がなくても食べられる」(ともに 43.2%)、「冷たいまま食べられる」(30.8%)。

■常備菜をよく作る季節は「冬」(68.3%)、あまり作らない季節は「夏」(89.7%)。夏に作らない理由は、「日持ちしなさそう」(73.9%)、「食中毒が心配」(62.7%)。

■夏の常備菜に求めることは、「日持ちする」(59.9%)、「手間がかからない」(48.1%)、「食欲がなくても食べられる」(36.5%)

■この夏に最も挑戦したい常備菜のトップは「ピクルス」(16.6%)。理由は、「日持ちしそう」(55.1%)、「夏バテに効果がありそう」(53.6%)、「食欲がなくても食べられる」(44.9%)。

【調査結果】

夏の食は、「時短」「食中毒防止」「夏バテ防止」などに高い意識
「冷たい料理が増える」「食材によく火を通す」人が8割超


はじめに、夏の食事・調理に関する意識や行動に関する質問をしたところ、「食事の用意の時間を短くしたい」「食中毒防止を意識する」「夏バテ防止を意識する」「栄養バランスを心がける」といった意識について、8割を超える人が“あてはまる”(「あてはまる」「ややあてはまる」の合計)と回答しました。また、夏の食に関する行動としては、「冷たい料理が増える」「食材によく火を通す」で「あてはまる」「ややあてはまる」の合計が8割を超えた他、「食欲増進効果のある食材を使う」人も7割でした。

3人に1人以上が、ふだん常備菜を作っている
“常備菜調理経験者”は8割超


ふだん常備菜を作っているかを聞いたところ、「よく作っている」(6.5%)、「まあまあ作っている」(29.3%)、「あまり作っていない」(48.3%)、「まったく作っていない」(15.9%)となり、“ふだん常備菜を作っている人”(「よく作っている」「まあまあ作っている」の合計)は約 3 人に 1 人、ふだん作っているわけではないが作ったことはある「あまり作っていない」人を加えた“常備菜調理経験者”は 84.1%でした。

作ったことがある常備菜のトップは「きんぴら」
作る理由、活用シーンから見えた常備菜の弁当ニーズ


“常備菜調理経験者”に対して作ったことがある常備菜を尋ねると、トップが「きんぴら」(66.6%)、2 位が切干大根やひじき、高野豆腐といった「乾物を使った煮物」(59.1%)、3位が「ポテトサラダ」(56.3%)で、以下、4位「野菜の煮物」(49.7%)、5 位「漬物」(42.9%)と続きました。

常備菜を作る理由は、1 位「おかずの品数を簡単に増やせるから」(70.9%)、2 位「お弁当に使えるから」(42.0%)、3 位「調理の時間を短縮できるから」(38.9%)、4 位「忙しい時のために」(35.4%)、5 位「日持ちしそうだから」(34.3%)と、トップ 5 は利便性などに関する項目が多くを占めたのに対し、「家族が好きだから」(21.1%)、「家族のリクエストがあるから」(10.3%)、「作るのが楽しいから」(6.9%)など、自分や家族の趣向・意向に関する項目は比較的下位の方でした。

また、常備菜の活用シーンについては、「夕食のおかずとして」(84.0%)が断然のトップでした。2 位は「お弁当のおかずとして」(60.3%)で、常備菜を作る理由でも「お弁当に使えるから」が 2 位に入っており、常備菜の弁当ニーズの高さもうかがい知ることができました。
なお、「急な来客の際などのおもてなしとして」(2.3%)や「ホームパーティなどのオードブルとして」(1.4%)の回答率は低く、他人をもてなす料理としてはあまり浸透していないようです。

夏に最も作る常備菜のトップ3は、
 1位:漬物
 2位:ピクルス
 3位:ポテトサラダ


作ったことがある常備菜のトップ 3 は、1 位「きんぴら」、2 位「乾物を使った煮物」、3 位「ポテトサラダ」でしたが、季節によって作るメニューは変わるのでしょうか。そこで“常備菜調理経験者”に対して、夏に最も作る常備菜を1 つ選んでもらったところ、1 位は「漬物」(18.6%)、2位「ピクルス」(11.4%)、3 位「ポテトサラダ」(8.6%)、作ったことがある常備菜 1 位の「きんぴら」は 5 位(7.1%)になるなどの変化がありました。

上記で選んだ常備菜をなぜ夏に作るのか聞いたところ、全体としては「日持ちしそうだから」と「食欲がなくても食べられるから」(ともに 43.2%)が同率でトップ、3 位「冷たいまま食べられるから」(30.8%)、4 位「夏野菜を取り入れられるから」(28.2%)と続きました。
次に、メニュー別の理由に目を向けると、「漬物」は、1 位「食欲がなくても食べられるから」(53.8%)、2 位「夏野菜を取り入れられるから」(49.2%)、3 位「日持ちしそうだから」(38.5%)、「ピクルス」は、1 位「日持ちしそうだから」(70.0%)、2 位「食欲がなくても食べられるから」(67.5%)、3 位「夏バテに効果がありそうだから」(52.5%)でした。
「ピクルス」は2位の「夏バテに効果がありそうだから」に加え、「体によさそうだから」(30.0%)が5位と上位に入っており、これは食欲増進や疲労回復などを助ける酢を使ったメニューならではの結果と言えるかもしれません。

常備菜を作る季節は“冬高夏低”の傾向
夏の常備菜は「日持ち」や「食中毒」が心配


“常備菜調理経験者”に常備菜をよく作る季節とあまり作らない季節を聞いたところ、よく作る季節は「冬」(68.3%)、あまり作らない季節は「夏」(89.7%)がそれぞれ断然のトップで、“冬高夏低”の傾向が表れました。
夏にあまり作らない理由を尋ねると、1位「日持ちしなさそうだから」(73.9%)、2位「食中毒が心配だから」(62.7%)が、3位「長持ちさせる方法がわからないから」「臭いが気になるから」(ともに12.7%)以下を大きく引き離す結果となりました。夏の常備菜においては保存や衛生面に対する懸念があるようです。

夏の常備菜は、“日持ちが良く、手間なく作れ、食欲なくても食べられる”が理想形!?

それでは、夏の常備菜にはどのようなことを求められているのでしょうか。結果は、1 位「日持ちする」(59.9%)、2 位「手間がかからない」(48.1%)、3 位「食欲がなくても食べられる」(36.5%)でした。 ちなみに、4 位には「冷たいまま食べられる」(33.4%)、5 位には「体によさそう」(27.9%)が入りました。

この夏、最も挑戦したい常備菜、1位は「ピクルス」!

この夏に最も挑戦したい常備菜を 1 つ挙げてもらったところ、「ピクルス」(16.6%)がトップで、2 位「マリネ」(14.4%)、3 位「漬物」(7.5%)と続き、冷たくさっぱり食べられるものが上位を占めました。「ピクルス」を選んだ理由は、1 位「日持ちしそうだから」(55.1%)、2 位「夏バテに効果がありそうだから」(53.6%)、3 位「食欲がなくても食べられるから」(44.9%)となり、4 位「夏野菜を取り入れられるから」「体によさそうだから」(ともに 40.6%)、6 位「冷たいまま食べられるから」(36.2%)と続きました。
この結果を「夏の常備菜に求めること」に照らし合わせてみると、「日持ちしそう」「食欲がなくても食べられる」「体によさそう」「冷たいまま食べられる」など共通項が多いことがわかります。これを踏まえると、ピクルスは“理想的な夏の常備菜”といえるかもしれません。


【調査結果】
調査テーマ:夏の常備菜に関する調査
調査対象:子供(3 歳以上)を持つ 30 代~40 代の主婦
調査エリア:首都圏、関西圏(在住)
有効回答数: 416 票
調査方法: WEB 調査
調査時期: 2012 年 5 月

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