2013年度「メセナ活動実態調査」 

2013年11月05日
公益社団法人企業メセナ協議会は、2013年度「メセナ活動実態調査」の結果を取りまとめた。

企業メセナ協議会では、日本における企業メセナの動向をあきらかにするため、1991年から継続的に企業や企業財団・公益信託を対象とする「メセナ活動実態調査」を実施しています。本調査の結果は、日本における企業の芸術文化支援に関する唯一の統計データとして、メセナの現場や官公庁、研究機関、メディア、国内外の文化機関に活用されています。

2013年度「メセナ活動実態調査」では、2012年度のメセナ(芸術・文化振興による社会創造)活動の動向についてアンケートを実施。回答した530社のうち、メセナ活動を実施した397社の活動総件数は3,124件。

メセナ活動費総額は企業と企業財団をあわせて811億3,875万円、前回調査と比較すると93億4,848万円増額。企業セクターは資金面でも国の文化予算に迫る規模で、積極的にメセナ活動を展開しています。

メセナの目的としては「まちづくり・地域活性化」が過去最多の6割を超え、自社メリットとして期待している効果については「地域社会との関係づくり」をあげる企業が多いことが調査結果から把握できました。

また今年は「国外でのメセナ活動」を調査したところ、8割の企業が「現地で事業を展開」と回答し、現地でのブランディングの向上に寄与していることが伺えます。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[企業メセナ協議会]
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