「スマホへの移行」に関する調査 

2013年11月01日
インターネットコムと goo リサーチは「スマホへの移行」について調査を行った。
調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,118人。男女比は男性44.8%、女性55.2%。年代比は10代1.2%、20代18.1%、30代36.9%、40代29.2%、50代以上14.7%。

【調査結果】

まず、従来型の携帯電話/PHS だけを使っている333人(全体の29.8%)にスマートフォンを使いたいかどうか尋ねてみた。その結果、「スマートフォンは使わない」と答えた人が56.5%おり、「従来型の携帯電話/PHS をやめてスマートフォンへ移行したい」人(33.6%)よりも多かった。また「スマートフォンを追加購入して従来型の携帯電話/PHS と併用したい」も9.9%いた。

スマートフォンを使わない理由には、どのようなものがあるだろうか。そこで、「スマートフォンは使わない」または「スマートフォンをやめて従来型の携帯電話/PHS だけにする」という190人(全体の17.0%)に理由を質問したところ、圧倒的多数の90.0%もの人が「従来型の携帯電話で十分だから」を選んだ。また「従来型の携帯電話が好きで、あえて使いたいから」(23.7%)という回答も目立つ。ほかにも端末価格/通話料/通信料や使い勝手を理由として挙げる声は多いが、スマートフォンに必要性を感じず、携帯電話に愛着を抱く人が相当数いることが分かった。

一方、携帯電話からスマートフォンへの移行を希望する130人(全体の11.6%)は、「スマートフォンだけで十分だと思うから」(46.2%)と考える人が最も多かった。そのほかには「従来型の携帯電話/PHS とスマートフォンを併用したいが、金銭的な負担が大きいから」(25.4%)という回答も多く、スマートフォンには移行するものの携帯電話に対する未練を残している人の存在が浮き彫りになった。

インターネットコムと goo リサーチは別の各種調査でスマートフォンの利用状況を調べており、現時点で所有率が5割に達しそうな段階にある。それでも、スマートフォンに移行せず携帯電話/PHS を使い続けようとする人がかなりの割合で残っている。

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[インターネットコム]
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