こころの病気に関する世論調査 

2013年10月30日
東京都は「こころの病気に関する世論調査」の結果を発表。この調査は、こころの病気に関する都民の意識を把握し、今後の施策推進の参考とするもの。

【調査結果のポイント】

こころの健康状態及びこころの健康に関する知識
・不安やストレスの有無-「感じる」が65%
・こころの病気にかかる可能性
 「自分自身がかかる可能性がある」は30%、「家族や友人など周囲の人がかかる可能性がある」は53%
・こころの病気の認知度
 うつ病、パニック障害、認知症、アルコール依存症はいずれも80%以上、統合失調症は68%
 (「病気の内容を知っていた」と「名前は聞いたことがある」の合計)

こころの病気について知る機会
・こころの病気がある人と話した経験-「ある」が55%
 話した場所は、「家庭・隣近所などの生活の場」が55%、「職場」が46%
・こころの病気がある人や家族の相談に乗った経験-「ある」が45%
・情報の入手度
 「積極的に情報を得るようにしている」と「機会があれば情報を得るようにしている」の合計は54%
 情報を得ようとしていない理由は、「関心がない」が38%、「どのように得ればいいのか分からない」が24%
・相談窓口の認知度
 「区市町村相談窓口」33%、「保健所」27%、「精神保健福祉センター」20%

こころの病気がある人との関わり方
・家族や親しい親戚がこころの病気になった場合の考え
 「自分から相談に乗ろうと思う」25%、「家族や周囲の人と相談した上で対応したいと思う」65%
・こころの病気がある人が隣近所に暮らした場合の接し方
 「自分から相談に乗ろうと思う」と「困っていたら相談に乗ろうと思う」の合計は49%

こころの病気に対する社会の理解促進
・社会の理解を深めるために効果的なこと
 「行政による普及啓発」86%、「病気のある人が働きやすい環境づくり」84%、「学校教育」83%
 「病気のある人の家族による情報発信」74%、「病気のある人の家族との交流促進」74%


【調査概要】
調査対象:東京都全域に住む満20歳以上の男女個人
標本数:3,000標本
標本抽出方法:住民基本台帳に基づく層化二段無作為抽出法
調査方法:調査員による個別訪問面接聴取法
調査期間:平成25年7月12日~7月28日
調査実施機関:株式会社 サーベイリサーチセンター

有効回収標本数(率) 1,636標本(54.5%)
未完了標本数(率) 1,364標本(45.5%)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[東京都]
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