新社会人を対象としたソーシャルメディアの利用実態調査 

2013年03月26日
ニフティとコムニコ、ライフメディアは共同で、2013年4月に社会人になる学生を対象に、ソーシャルメディアの利用実態調査を行いました。

【調査結果トピックス】

1.2013年度の新社会人、60.6%がソーシャルメディアは“日常生活の一部”。82.3%が毎日利用。

2.24.5%が就職活動で活用。女性は「友人との情報共有」が多い傾向。

3.されたら断れない?上司・先輩からの友達申請。「Twitter」はプライベートで使いたい。


【調査の要旨】

1.2013年度の新社会人、60.6%がソーシャルメディアは“日常生活の一部”。82.3%が毎日利用。

2013年度の新社会人が最も利用するソーシャルメディアは「Twitter」で41.0%、次いで「LINE」31.5%、「Facebook」20.8%となった。男女別でみると女性の方が「LINE」の利用率が高い(35.7%)ことが分かった。ソーシャルメディアの利用頻度は「1日に何度も」「1日に一回程度」が回答者の82.3%を占め、60.6%が「日常生活の一部だと思う」と回答した。また、3人に1人となる33.5%が、ソーシャルメディア上で知り合った人と実際に会ったことがあると回答した。投稿内容に対する反応を「意識している」「やや意識している」は合わせて58.0%で、複数サービスに登録している場合、52.2%が「サービスによって書き込む内容が違う」と回答した。

2.24.5%が就職活動で活用。女性は「友人との情報共有」が多い傾向。

就職活動にソーシャルメディアを利用していたのは24.5%で、主な利用用途には「就職フェアなどの情報収集」や「企業から発信された採用情報の収集」、「友人・知人と就職活動の情報共有」があげられた(グラフ8)。利用用途をサービス別・男女別にみると、「Twitter」「Facebook」ともに、男性は公開されているものの「情報収集」に利用し、女性は男性に比べて「友人・知人との就職活動の情報共有」に利用する傾向が見られた。ソーシャルメディアというツールが就職活動に「とても活用できる」「やや活用できる」としたのは合わせて47.6%だった。

3.されたら断れない?上司・先輩からの友達申請。「Twitter」はプライベートで使いたい。

入社後、上司や先輩社員への自分からの友達申請について、「積極的にしようと思う」は6.1%にとどまり、「サービスによってはしようと思う」は35.1%、「可能な限りしようと思わない」は半数を超える58.9%となった。一方、上司や先輩社員から友達申請が届いた場合には「積極的に承認する」が28.8%、「サービスによってはしようと思う」が42.8%、「可能な限りやり過ごそうと思う」が28.4%となった。

「サービスによってはしようと思う」の内訳では、自分からの申請においては、43.4%が「Facebook」は「積極的にしようと思う」と回答し、他のサービスと比べて最も多かった。上司や先輩社員からの友達申請に対しては、「LINE」は36.4%、「Facebook」は35.1%が「積極的に(承認)しようと思う」と回答した。なお、自分からの申請、上司や先輩社員からの申請承認のいずれも、「Twitter」は半数以上が「可能な限りしようと思わない」と回答していて、よりプライベートな利用に制限したいと思っていることが見て取れた。

入社後の利用について、ソーシャルメディア上の「勤務先」の項目に「すでに登録している」「入社後に登録する予定」と回答したのは合わせて14.5%にとどまり、「登録しようとは思わない」が57.4%と半数を超えた。また、「仕事上の人脈づくりや情報収集などでソーシャルメディアを活用したいか」という問いに対して「したいと思う」「ややしたいと思う」と答えたのは合わせて37.9%、「あまり思わない」「思わない」が合わせて62.1%となった。


【調査概要】
・調査対象: 2013年4月に社会人になる20~26歳のソーシャルメディアを利用している学生(専門学校生は除く)
・有効回答数:559人(男性212人、女性347人)
・調査期間:2013年3月8日(金)~3月11 日(月)
・調査方法:インターネットによるアンケート調査

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[コムニコ]
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