「Web サイト閲覧」について調査(第9回) 

2013年10月25日
インターネットコムと goo リサーチは「Web サイト閲覧」について調査(第9回)を実施。調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,089人。男女比は男性41.2%、女性58.8%。年代比は10代2.0%、20代21.3%、30代35.7%、40代30.5%、50代以上10.5%。

まず、今回もパソコンを所有するユーザーが Web サイト閲覧時にどのようなデバイスをメインで使っているのかを見てみよう。パソコンを所有している回答者1,029人(全体の94.5%)に「インターネットの Web サイトを見る際、主に使用しているデバイスは何ですか」と質問したところ、「パソコン」が67.8%、「携帯電話」が3.5%、「スマートフォン」が24.8%、「タブレット端末」が3.5%という結果が得られた。Web サイト閲覧に使うデバイスの傾向に大きな変動は見られない。

変化の速い IT 分野にしては、この結果は意外に思える。そこで、2年強というやや長い期間の推移を見ると、緩やかではあるが第6回調査で指摘したのと同様、「パソコン」および「携帯電話」の減少と、「スマートフォン」および「タブレット端末」の増加という傾向がはっきり現れた。

本調査が携帯電話ユーザーを対象として、携帯電話向け Web サイトで実施していることを考慮すると、パソコンやスマートフォンからのアクセスを想定した Web サイトで行う調査と異なる結果になる可能性がある。それでも、「パソコン」「携帯電話」から「スマートフォン」「タブレット端末」への移行という流れは捉えられた。

最近インターネットコムと goo リサーチが実施した別の調査によると、スマートフォンの所有率が47.9%や48.6%、タブレット端末の所有率が17.2%や13.8%といったように、着実に伸びている。そうした影響が、携帯電話ユーザーを対象とする本調査にも表れたのだろう。

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[インターネットコム]
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