営業社員のスマホ活用と名刺に関する実態調査 

2013年10月24日
Sansanは、2013年9月から10月にかけて、営業担当者のスマートフォン活用と名刺に関する実態調査を実施。

企業の営業担当者がどのようにスマートフォンを仕事に活用をしているのかを明らかにするとともに、成果をあげ、会社の業績に貢献できる「強い営業」の特徴を探る目的で、約1000名の営業担当者にインターネット調査を実施した。

【調査結果】

<デキる営業担当者ほどたくさん名刺交換をしている>

調査では、営業担当者に「あなたはお勤め先の会社に対し、どの程度(売り上げなどの成果で)貢献していると感じていますか?」および「1ヶ月で何枚程度名刺交換をしますか?」という質問をしました。「貢献していない」「どちらかというと貢献していない」と回答した営業担当者は7割が月に一度も名刺を交換しないか10枚未満しか名刺交換をしておらず、50枚以上名刺交換をするのはわずか3.2%にとどまりました。それに対して、「貢献している」「どちらかというと貢献している」と回答した営業担当者は1割弱(7.2%)が月に50枚以上名刺交換をしており、割合にして倍以上が月に50枚以上の名刺交換をすることがわかりました。これは、成果をあげていると実感している営業担当者ほどたくさん名刺交換をしているということを示しています。

<スマートフォンを仕事に使っている人の方がたくさん名刺交換をしている>

スマホを仕事で活用している営業担当者と、活用していない営業担当者の回答を比較すると、スマホを活用している営業担当者の方が「会社の売上げに貢献している」と感じている割合が6.6%高く、スマホを活用している営業担当者の方がより仕事における成果への意識が高いことがわかりました。また、10枚以上名刺交換をする割合を比較をすると、スマホを仕事で活用している営業担当者の47.4%に対して、スマホを仕事で活用していない営業担当者は37.8%にとどまり、9.6ポイントもの開きがありました。ここから、スマホを仕事で活用している営業担当者は、スマホを仕事で利用していない営業担当者より1割程度多く名刺交換をする傾向があるということがわかりました。

<仕事ができる営業担当者は、スマートフォンを使いこなしている>

スマホを仕事で活用している営業担当者に仕事にスマートフォンを使ってみて良かったと感じたことを投票してもらい、結果をランキング形式でまとめました。

1位 目的地への行き方など調べられる 65.0%
2位 電車の中など外出先でもメールチェックができる 48.3%
3位 訪問先のニュースや会社情報などを移動中でも簡単に調べられる 36.1%
4位 資料を外出先でチェックできるようになった 24.0%
5位 同僚との情報共有が楽になった 16.0%

この設問において「会社の売上げに貢献している」と回答した営業担当者は、「どちらかというと貢献している」と回答した営業担当者と比較して、外出先で資料をチェックすることが多く、営業資料をオンラインストレージに入れておいて外出先で利用したり、名刺管理ツールを使って外出先で名刺を検索したりと、地図やメールチェック、検索以外の機能も活用してスマホを使いこなしていることがわかりました。

なお、この調査に先駆けて行ったスクリーニング調査(n=11245)では、会社支給のスマートフォンを利用しているのはわずか5.69%という結果でした。個人のスマートフォン所有率は52.7%と半数を越えています。

 
【調査概要】
調査期間:2013年9月30日から10月11日
調査方法:インターネット調査
有効回答者数:営業担当者1,009名(内訳:スマホを仕事で活用している営業担当者551名、活用していない営業担当者458名)

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[Sansan]
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