受動喫煙に対する意識調査(47都道府県比較) 

2012年05月25日
ファイザーは、5月31日の世界禁煙デーを前に、47都道府県9,400人(各都道府県喫煙者・非喫煙者/各100人、計200人)を対象に、受動喫煙に関するインターネット調査を実施。各都道府県の喫煙者・非喫煙者が受動喫煙や職場の喫煙環境に対し、どのような考えを持ち、どのように行動しているのかを調査結果をもとに分析しました。(調査期間:2012年5月2日~5月14日)

【調査結果】

進みながらも課題が残る受動喫煙対策の実態

・喫煙者の83.5%が自身のタバコの煙が周囲の人に与える影響を気にしており、周囲に人がいる際、「タバコを控える」と回答した人は85.6%と、受動喫煙への配慮が明らかに

・タバコの煙で不快な思いをした場合、「次は利用しない」と回答した割合は、宿泊施設(50.4%)、娯楽施設(46.2%)、飲食店(41.2%)と4割以上に及び、受動喫煙に厳しい意見

・タバコの煙で不快な思いをした場合、「吸うのをやめてほしいとはっきり言う」のはわずか3.8%。「言いたいが我慢する」「その場を立ち去る」人が92.5%とほとんど


47都道府県で大きく異なる公共空間や職場での喫煙環境

・路上での喫煙環境は「制限がない」と答えた割合が最も多かったのは岩手県(85.5%)、最も少なかったのは東京都(34.0%)と50%以上の開き

・駅での喫煙環境は「禁煙」と答えた割合が最も多かったのは埼玉県(56.0%)、最も少なかったのは高知県(7.0%)。首都圏・京阪神とその他の地域で受動喫煙対策に大きな差

・職場の喫煙環境は「特に制限がない」と、最も多くの人が答えたのは高知県(31.5%)、最も少なかったのは大分県(10.9%)と、職場の対策にも地域差


健康への害は理解しながらも吸ってしまう、家庭での受動喫煙

・自宅でタバコを吸う喫煙者の75.9%がタバコの煙が同居者の健康に与える影響を気にしたことがあると回答、にもかかわらず約半数(48.3%)は周囲に家族がいても吸っている

・自宅での喫煙場所、「ベランダや庭など室外」が最も多く、41.8%。次いで「自室」34.1%、「台所(換気扇の下)」33.9%と、受動喫煙を意識した場所を選択。一方、2割の人(23.3%)は「居間」で喫煙

・約6割の喫煙者が、同居者から「タバコによる健康への影響が気になる」と指摘されたことがあり、同居者のいる喫煙者の6割以上は「同居者から禁煙を勧められた」経験あり


【調査概要】
・調査対象:47都道府県9,400人(各都道府県喫煙者・非喫煙者/各100人、計200人)
・サンプル数:合計 9,400サンプル
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査の実施日:2012年5月2日(水)~5月14日(月)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ファイザー]
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