小学生の母親を対象とした「食物アレルギー」認識調査 

2012年10月31日
ファイザーは、「食物アレルギー」や「アナフィラキシー」に対する小学生の母親の認識を明らかにするため、食物アレルギーをもつ子供の母親824名と、食物アレルギーのない子供の母親824名、計1,648名の母親を対象に食物アレルギーに関する認識についてインターネット調査を行いました。

【調査結果サマリー】

「アナフィラキシー」発現リスクの認識について

・食物アレルギーをもつ子供の母親の87.6%が「アナフィラキシーショック」を起こす可能性が高いと思っていない

・食物アレルギーの対応として、44.4%が「特に何もしていない」

・複数の臓器でアレルギー症状が現われていても、46.8%の母親が「アナフィラキシー」の発現を疑わなかった

・食物アレルギーをもつ子供の母親でも、71.4%が「アナフィラキシー」を起こした際の補助治療剤であるアドレナリン自己注射を知らない


「食物アレルギー」について

・母親が周囲に知ってもらいたいことの第1位は「好き嫌いとは違う」71.8%

・食物アレルギーをもつ子供の母親は、子供が友だちの家に遊びにいく時の食事に関して、およそ3人に1人の29.8%が不安に思っている

・食物アレルギーのない子供の母親が、子供の友だちに食べ物を提供する際に「食物アレルギーの有無」を確認している割合は35.9%


調査の結果、重篤なアレルギー反応である「アナフィラキシー」を起こす可能性があるにもかかわらず、食物アレルギーをもつ子供の母親の87.6%が、「アナフィラキシーショック」を起こす可能性が高いと思っていないことが明らかになりました。

さらに、複数の臓器でアレルギー症状が現われていても、46.8%の母親が「アナフィラキシー」の発現を疑っていませんでした。また、食物アレルギーの対応として、44.4%が「特に何もしていない」ことや、食物アレルギーをもつ子供の母親でも、71.4%がアナフィラキシーを起こした際の補助治療剤であるアドレナリン自己注射を「知らない」など、「アナフィラキシー」への備えや認識が浸透していないことが明らかになりました。

また、食物アレルギーをもつ子供の母親が、食物アレルギーについて知ってもらいたいこととして、最も多かったのは「好き嫌いとは違う」71.8%、さらに3人に1人の29.8%が子供が友だちの家に遊びにいく時に食事に関して不安に思っているということが明らかになりました。一方、食物アレルギーのない子供の母親が、子供の友だちに食べ物を提供する際に「食物アレルギーの有無」を確認している割合は35.9%にとどまり、食物アレルギーについての周囲への啓発の必要性が示唆されました。


【調査概要】
・調査対象:
 ① 食物アレルギーと診断されている小学 1 年生~小学 6 年生の子供をもつ母親 824 名
 ② 食物アレルギーの症状がない小学 1 年生~小学 6 年生の子供をもつ母親 824 名
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査の実施日: 2012 年 9 月 10 日、11 日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ファイザー]
 マイページ TOP