喫煙に関する47都道府県追跡調査2013 

2013年10月24日
ファイザーは、2012年に実施した「日本全国の“ニコチン依存度チェック”2012」の回答者9,400人(各都道府県/各200人の喫煙者)を対象に、喫煙に関するインターネット追跡調査を実施。2012年調査での禁煙意向から、実際にどれだけの方が禁煙に挑戦し成功したのか、消費税増税により予想されるタバコの値上がりの影響などを、回答のあった5,824人(回答率:62.0%)に調査を行った。(調査期間:2013年9月26日~10月7日)

【調査結果サマリー】

消費税増税による値上がりを受けての喫煙者の禁煙意向

・消費税増税によるタバコの値上がりをきっかけにした禁煙挑戦意向は、44.1%。最も挑戦意向が高かったのは長崎県(58.2%)、最も低かったのは福井県(30.7%)

・消費税増税によるタバコの値上がりをきっかけに禁煙に挑戦する割合、男性(39.4%)、女性(49.5%)と、女性の方が禁煙挑戦に積極的

・消費税増税によりタバコが値上がりしても禁煙に挑戦しない理由は、「イライラしてしまうと思うから」25.5%、「喫煙本数を減らすことで対処するから」20.2%、「何があっても禁煙しようと思わないから」15.9%


タバコ税増税から3年、減少する禁煙挑戦・成功率、ニコチン依存度で成功率に差

・禁煙挑戦率は21.7%。2009年※2は27.8%、2011年※3は35.1%。禁煙成功率は27.9%。2009年は27.8%、2011年は38.5%と、ともに増税前後より減少傾向

・最も禁煙挑戦率が高かったのは長野県(28.9%)、最も低いのは石川県(12.5%)

・ニコチン依存症が疑われた喫煙者の過去1年間の禁煙成功率は21.3%、非ニコチン依存症では50.2%と倍以上の成功率


喫煙者でも賛成派が上回る、公共施設での完全禁煙化

・法律による公共施設の完全禁煙化に対し、「賛成」36.8%、「反対」28.0%と賛成派が反対派を 上回り、喫煙者でも「賛成」36.0%、「反対」29.2%と、賛成派が上回る結果

・民間施設での完全禁煙化に対しては、喫煙者の「賛成」19.8%、「反対」51.0%と反対派が上回った。非喫煙者(禁煙成功者)では、「賛成」37.2%、「反対」19.6%

・身の回りでタバコを吸いづらいと感じる割合は、「強く感じる」24.3%、「少し感じる」52.7%と併せ、約8割。受動喫煙防止条例が制定された兵庫県・神奈川県では、それぞれ全国で第1位(86.2%)と第2位(85.5%)


喫煙者も感じる、メディアでの喫煙シーンによる喫煙行動への影響

・TV、映画などの喫煙場面が未成年の喫煙を助長すると思う割合は、34.5%

・TV、映画などの喫煙場面を見ていて、タバコを吸いたくなると回答した割合は、38.5%。非喫煙者(禁煙成功者)でも34.4%が吸いたくなると回答


【調査概要】
・調査対象: 2012年9月実施の「日本全国の“ニコチン依存度チェック”2012」の回答者  9,400人(各都道府県男女 計200人)の内、回答のあった人
・サンプル数:合計 5,824サンプル (内訳:47都道府県 各104~145サンプル)
・調査方法:インターネットアンケート調査
・調査の実施日: 2013年9月26日(木)~10月7日(月)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ファイザー]
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