「結婚」に関する意識調査(東北地方在住の独身男女25~39歳) 

2013年02月22日
オーネットは、2013年2 月に東北地方在住の25~39 歳の一般独身男女計649 名を対象に「結婚」に関する意識について調査を実施。東北地方に住む男女を取り巻く結婚に関する状況について取り上げてみた。

【調査結果】

【「絆」と「母親」が、結婚を後押しする】

東日本大震災をきっかけとし「結婚」への意識が高まったとの回答は23.0%であった。「結婚したいと考えるようになった」12.2%、「結婚したいという気持ちが強くなった」10.8%となる。「絆婚」「震災婚」を裏付ける結果となった。「そろそろ、結婚したら」と最も結婚を話題にするのは「母親」、次いで「職場の人」であった。

■女性の約3人にひとりは、震災を期に結婚への意識が高まった
■息子にも積極的に結婚について話しかける母親

【経済と雇用の不安から逃れられない男性、出会いが無い女性】

「経済・雇用の不安」が独身である理由だと40.0%の男性が回答した。男性は未来に希望を見出せないでいる。男女ともに割合が高いものは37.9%の「異性との出会いの機会がほとんど無い」。結婚相手に出会う手段として有効だと思うものの1 位は、男性では41.3%が回答した「同性の友達からの紹介」、女性では50.8%の「職場恋愛」であった。一方、最も有効であるとの割合が低いのは「親の婚活」である。地域に根付く「祭り」を有効な手段であるとする回答もみられた。実行したことがある手段の1 位は、男性の18.1%、女性の27.4%が参加した「合コン」である。「あてはまるものはない」との回答は男性60.6%、女性47.1 にのぼり、出会いの機会を増やそうとしていないと言えそうである。

■約4割の独身男女たちが結婚相手となる「異性との出会いの機会が無い」
■友人関係と職場に出会いの機会を求めるが、出会いの可能性を広げることも必要

【性格と人柄が大切。希望年収は女性459万円、男性163万円】

結婚相手に重視することに1 位は「性格/人柄」の88.0%である。次いで「価値観」。「収入」については62.3%の女性が重視すると回答。「家事/育児意欲」については男女とも約3 割が重要とし、夫婦協力して家事や育児などに取り組む姿があらわれた。多くの項目において女性が重視すると回答した割合は男性より高い結果となった。女性が男性に望む年収は459 万円であり、男性が女性に望む年収の平均額は163 万円となる。男女の希望額を合わせた年収は621 万円となる。県別で見た場合には653 万円の宮城県が最も高い結果となった。最も低いのは551 万円の青森県であった。

■男女とも1位「性格/人柄」、2位「価値観」。3位は女性「収入」、男性「愛情」
■結婚後は夫婦あわせて年収621万円は欲しい


【調査概要】
調査名 : オーネット:東北地方在住の独身男女の「結婚」に関する意識調査
調査地域 : 東北地方(青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)
調査対象 : 2013 年2 月1 日現在25 歳から39 歳までの一般独身男女
調査方法 : インターネットを利用したクローズ調査
調査期間 : 2013 年2 月6 日(水)-2 月8 日(金)
調査主体 : 株式会社オーネット
サンプル数 : 649人

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[オーネット]
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