化粧に関する調査 

2013年10月22日
セレスが運営するモッピーラボは、自社アンケートモニターにてスマートフォリサーチ「化粧に関する調査」を実施。調査対象は全国の20-59歳の女性(自分で化粧品を購入すると回答)で、有効回答数は809サンプル。

【調査結果】

化粧をする理由1位「身だしなみ・マナー」

「化粧をする理由」について質問したところ、全体1位「身だしなみ・マナー」(73.5%)、2位「自分を美しく見せるため」(46.2%)、3位「肌の保護のため」(36.3%)という結果となった。 年代別に比較すると、全体1位「身だしなみ・マナー」は全年代からそれぞれ7割以上の票を集めた(図2)。 全体2位「自分を美しく見せるため」は若年層から(20代:56.6%、30代:49.8%、40代:35.1%、50代:32.4%)、全体3位「肌の保護のため」は年配層から多く票を集め (20代:30.9%、30代:37.8%、40代:39.6%、50代:41.2%)、年代によって化粧をする理由に差が生じた。

シミ・シワ・タルミ等の加齢に伴うコンプレックスに悩まされているであろう、年配層が多く選択しそうな項目「コンプレックスを隠すため」は、 意外にも若年層から多く選択された(20代:35.3%、30代:27.5%、40代:17.8%、50代13.7%)。 シミ・シワ・タルミ等の「加齢とともに現れるもの」だけがコンプレックスとも限らず、目が小さいことやクマが目立つことなどもコンプレックスと言えるだろう。 「自分を美しく見せるため」について20代が50代の回答より24.2ポイント上回ったことからも、どんなコンプレックスも隠し切る!という若年層の化粧に対する情熱がうかがえる。

50代は口紅がマストアイテム!若年層はアイメイク重視か。

「現在使用しているメイクアップ化粧品」について質問したところ、各年代に共通して「ファンデーション」が1位に選ばれた。 20代-40代の2位は「化粧下地」が選択されたが、50代の2位は「口紅」(77.5%)であった。50代の1位「ファンデーション」、2位「口紅」の差がわずか3.9%であったことからも、 50代にとって口紅はファンデーションに並ぶマストアイテムだということが分かる。 40代からは4位(67.3%)の支持を集めた口紅だが、20-30代のトップ7にはランクインしなかった(20代:37.5%、30代:42.5%)。
逆に、40代-50代のトップ7にランクインしなかったマスカラが、若年層から票を集めた(20代:5位、30代:6位)。 アイメイクを強調する若年層と、リップメイクを必須とする年配層、年齢や流行によってメイク方法も変わるのであろう。 アイメイクもリップメイクも完全装備だと「ガッツリ感」が出てしまうことを懸念し、どちらかを強調することもテクニックのひとつなのかもしれない。

化粧品購入時の決め手1位「値段」

「化粧品を買う時の決め手」について質問したところ、全体1位「値段」(82.4%)、2位「機能・成分」(68.6%)、3位「テクスチャー(使い心地)」(46.2%)となった。肌に直接付けるものなので質を重視したいところだが、日々化粧をする女性にとって化粧品は消耗品であり、買う時の決め手として値段が重視されるのは必然とも言えるだろう。 「化粧品を購入する場所・方法」について質問したところ、「ドラッグストア」(78.9%)が全体1位に選ばれた。 同じ化粧品でも様々な場所や方法で購入が可能な中、ダントツ1位に輝いたということは、ドラッグストアが最もお得に化粧品を購入できる場所ということを意味していそうだ。

「1ヶ月にかける化粧品代はいくらですか」という質問に対し、全体1位「1,000円~3,000円未満」(34.4%)、2位「3,000円~5,000円未満」(19.4%)、 3位「500円~1,000円未満」(14.8%)という結果となった。 全体の約8割が5,000円未満を化粧品代として毎月出費し、10,000円以上を選択した人は合わせて全体の7%いることが分かった。 女性が自ら働いたお金で購入したものなら誰からも文句は言われないだろうが、旦那が稼いだお金で化粧品を購入している女性も少なくないだろう。 お小遣い制のサラリーマン旦那にとっては、自身のお小遣いよりも妻の化粧品代の方が高い…なんてこともあるかもしれない。

スッピンでどこまで外出できる?1位「近所のスーパーやコンビニまで」

「何も化粧をしない状態でどこまで外出できるか」という質問をしたところ、全体1位は「近所のスーパーやコンビニまで」(36.7%)であった。 また、化粧をしない状態で「どこにも行けない」と答えたメイク必須派は全体の16.3%であったことに対し、「どこでも行ける」と答えた人は29.9%であり、 メイク必須派に比べてスッピン勇者が2倍近くいることが分かった。 スッピン姿を門外不出とする人が全体の2割弱にとどまったのに対し、全体の8割以上の人が境界線は違えどどこかしらに外出できるという回答をしたことから、 スッピンで外出することに対してそれほど抵抗がないと言えそうだ。


【調査概要】
・調査手法:スマートフォンリサーチ
・調査地域:全国
・調査対象:20-59歳の女性(自分で化粧品を購入すると回答)
・調査期間:2013年10月4日(金)-10月7日(月)
・有効回答数:809サンプル

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[モッピー]
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