2013 年情報漏えいのコストに関する調査: 日本版 

2013年06月26日
シマンテックは、「2013 年情報漏えいのコストに関する調査: 日本版」を発表。
同調査において、日本に拠点を置く企業を対象にするのは今回で 2 回目であり、本レポートでは、2012 年に実際に起きた情報漏えいインシデントのコストに関するベンチマーク調査をまとめました。

【注目すべき調査結果】

・情報漏えいのコストは平均的に増加。

・情報漏えいの後に企業を見放す顧客が減少。

・情報漏えいの根本原因は、悪質または犯罪的な攻撃で、情報漏えいのなかで最も高コスト。

・機会損失によるコストが減少。

・検出とエスカレーションのコストが増加。

・事後対応のコストが大幅に増加。

・通知コストは情報漏えいの平均コストの中では最小の要素。

・総コストを引き下げた、引き上げた企業要因。


本調査によると、漏えいしたレコード 1 件あたりの平均コストは昨年の 11,011 円から 12,263 円に上昇し、情報漏えいで日本企業が要した総コストも、2011 年の 2 億 100 万円から 2 億 2,400 万円に増加したことが判明しました。

また、情報漏えいの原因を、データの悪用または窃盗と回答する日本企業が 42% と最も多く、これに起因する情報漏えいの平均コストは 1 件当たり 13,673 円でした。これは、システム上の欠陥( 11,503 円)や人的エラー( 11,046 円)が原因の情報漏えいよりも、高いコストが必要なことが明らかになりました。

本レポートはグローバル調査の一環として作成されており、10 業種、計 26 社の日本企業における実際の情報漏えい経験を基にしています。

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[シマンテック]
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