介護人材の採用と活用に関する調査 

2013年10月15日
ニッソーネットは、介護事業所を対象に 2013 年 8 月~9 月の期間で、『介護人材の採用と活用に関する調査』を実施。442 事業所の結果をとりまとめた。

【調査結果のポイント】

【1】女性に支えられる介護現場!女性比率が 7 割以上の事業所が半数以上
介護職員の女性比率は「70%以上」と回答した事業所が半数以上(53.6%)でした。介護現場が女性に支えられた職場であることがわかります。

【2】採用で重視するのは 「技術や知識」 より、圧倒的に 「人柄とコミュニケーション能力」
中途採用で介護職員を採用する際に重視する点は、1 位「人柄」(95.0%)、2 位「コミュニケーション能力」(70.1%)。一方、「介護技術のレベル」(10.0%)や「介護知識のレベル」(9.3%)はあまり重視されていませんでした。[複数回答]

【3】人材不足の一番の原因は 「定着率」 より、「採用する段階での問題」
介護職員が不足している原因として、「採用活動をしても人数が集まらない」(45.6%)、「応募者の中に採用レベルの人材がいない」(24.3%)が上位。「新入職員の定着率が低い」(9.5%)はわずかでした。

【5】安倍政権も介護業界では期待薄・・・64%が「期待していない」 と回答
介護業界が抱える課題解決において、現政権に「期待していない」と回答した事業所が 6 割以上(64.0%)。

【5】現場が求めているのは「ロボット導入」 より、「介護報酬引き上げ」 と 「スタッフの処遇改善」
介護関連で現政権に求めたいことは、「介護報酬の引き上げ」(76.5%)、「介護人材の処遇」(66.7%)が上位。政府は 2015 年度より介護ロボットの保険適用範囲を拡大する方針ですが、「IT の先進技術導入支援(見守り・介護ロボット)」は 8.1%にとどまりました。[複数回答]


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[ニッソーネット]
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