睡眠と生活に関する意識調査 

2013年10月10日
イケア・ジャパンは、ロンドン、ストックホルム、ニューヨーク、パリ、東京の5都市において、20歳以上の男女1040名に対し、「睡眠と生活に関する意識調査」をインターネットを通じて実施。

【調査結果】

1 約半数が睡眠に不満を抱え、睡眠時間も短い “眠っていない街”・東京

■東京在住者の平均睡眠時間は7.3時間。最も“睡眠時間が長い”パリと比較すると、1.6時間も睡眠時間が短い。

■東京在住者の約半数が睡眠に対して不満を感じている事が判明。最も睡眠に対して満足を感じている人の割合が高いロンドンと比較すると、睡眠に不満を感じている人が、約2倍存在する。

■東京は他4都市と比較して睡眠に「とても満足」している人が非常に少なく、1割未満に留まる。

2 東京の寝室環境は 他国に比べて後進的!?
 寝室環境の充実度が睡眠満足度や“起きている時間”の満足度に関係していることが判明


■日本を除く4都市の寝室事情の主流は「寝室専用の部屋で、一人、もしくはパートナーと一緒に就寝。「子供は別部屋」であることが判明。

■日本の寝室事情は「寝室専用の部屋が無いこともある」。パートナーとのみ一緒に寝る割合は他4都市平均の約1/2で、「子供と一緒に寝ている人が多い」“川の字文化”を感じさせる結果に。

■東京は「寝具の寿命に合わせた買い換え」や「自分・家族の睡眠に適した寝具の選考」「寝室のインテリアをコーディネート」を実施している人の割合が、5都市中ワースト1位。

■睡眠満足度の低い東京は、「健康面」・「友人とのコミュニケーション」・「配偶者・パートナーとの関係」などの面で、他4都市よりも不満を多く感じている。また、「生活全般を総合的にみた」場合でも、不満割合が唯一4割近い高水準となることが判明。

■睡眠満足度が低い東京は、 「決断力が高まる」「アイディアが浮かびやすくなる」など、良い睡眠を取ることによって感じ得る「日中の暮らしの中のメリット」を実感しにくい状況であることが判明。

3 睡眠不足でも“無理して出勤”し、仕事の効率低下やミスのリカバリが、5都市中最も多く発生している東京は、睡眠に不満を感じる人による「睡眠不足による経済損失額」が5都市中最大

■睡眠不足により昨年1年間で発生したトラブルについて、東京は、欠勤/遅刻/早退の発生回数が少ない一方、一度欠勤すると他4都市に比べて日数が長期化しているほか、睡眠不足による仕事の効率低下が5都市中最も多く発生していることが判明。

■睡眠不足によるトラブルが引き起こした「睡眠不足による経済損失額」を算出すると、東京の「睡眠不足による経済損失額」の合計は4757億円。そのうち、“睡眠に不満を感じている”人たちによる経済損失額は2870億円で、“睡眠に満足を感じている”人たちによる経済損失額の約1.5倍。

■他4都市と比較して、東京は、睡眠満足度が低い人による経済損失額が、最も大きい都市であることが判明。
 

【調査概要】
・調査対象:20~59歳の対象エリア在住の男女
・回収サンプル数:各208サンプル
・調査地域:日本(東京)/アメリカ(ニューヨークDMA)/イギリス(グレーターロンドン)/フランス(パリ[イールドフランス])/スウェーデン(ストックホルム)
・調査方法:インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
・調査期間:9月18日(水)~ 9月26日(木)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
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