2020 年東京オリンピックに関する小中学生の意識調査 

2013年10月08日
バンダイは、2020 年東京オリンピックの開催決定を受け、小中学生(6~15 歳)のお子さまの保護者の方 800 人を対象に、「2020 年東京オリンピックに関する小中学生の意識調査」を実施。また、スポーツの秋にちなみ、「好きなスポーツ選手」のアンケート調査も合わせて実施。

【調査結果】

TOPIC①
東京オリンピックで見たい競技の3強は「水泳」、「サッカー」、「陸上競技」
男子は「サッカー」、女子は「水泳」が圧倒的人気!


小中学生が 2020 年の東京オリンピックで見たいと思う競技の 1 位は「水泳」(43.3%)。2 位は「サッカー」(39.9%)、3 位は「陸上競技」(34.8%)となりました。オリンピックや各競技の世界大会で日本人選手のメダル獲得実績があり、東京オリンピックでも活躍が期待される競技に注目が集まっていることがうかがえます。男女別で見ると、男子では「サッカー」、女子では「水泳」が圧倒的人気で 1 位に。男女ともに注目度が高かったのは「水泳」(男子 2 位、女子 1 位)、「陸上競技」(男子2 位、女子 2 位)、「体操」(男子 3 位、女子 3 位)でした。

TOPIC②
やってみたいオリンピック競技には、「サッカー」、「水泳」など身近なスポーツがランクイン。
一方で、「やってみたい競技がない」という消極的な意見も。


実際に自分でやってみたいと思うオリンピック競技について質問したところ、総合 1 位が「サッカー」(18.1%)、総合 2 位が「水泳」(15.6%)という結果になりました。男女別で見ると、見たいと思う競技と同様、男子では「サッカー」、女子では「水泳」が 1 位となりました。
やってみたいと思う理由について聞いたところ、上位にあがった競技については、「部活などでやっている、やったことがある」といった回答が多く、子どもたちにとって身近なスポーツほど、やってみたいと感じている傾向が見られました。

一方で、やってみたい競技が「特になし」という回答が総合 3 位となり、スポーツに取り組むことについて消極的な意見も目立ちました。その理由としては、「スポーツに興味がない」、「運動が好きではない」、「疲れるからやりたくない」といった回答が見受けられ、子どもたちのスポーツ離れを示す結果となりました。
「平成 24 年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(文部科学省)では、運動する生徒としない生徒の二極化が指摘されており、1 週間の総運動時間が 60 分未満と答えた生徒は、女子の割合が高く、小学生女子で 23.9%、中学生女子で 30.9%となっています。今回の「やってみたいオリンピック競技」に関する調査は、スポーツに関して消極的な子どもの意見を反映する結果であるといえます。

TOPIC③
小中学生が一番好きなスポーツ選手は、「イチロー」
実績に加え、信念を持って努力し続ける生き方が人気の要因。


好きなスポーツ選手では、今年日米通算 4,000 本安打を達成した「イチロー」選手が総合 1 位となりました。好きな理由としては、「世界で活躍していて有名だから」、「信念のある人だから」、「有名になっても努力を忘れないから」などのコメントが寄せられました。実績に加え、信念を持って常に努力し続ける生き方が、子どもたちから尊敬される要因となっていることが読み取れました。
総合 2 位の「本田圭佑」選手には、「かっこいいから」というコメントが多く、加えて「有言実行の凄さ」、「サッカーに対する考えが好き」という意見も寄せられました。
総合 3 位の「北島康介」選手を好きな理由として、オリンピックで 2 大会連続金メダルを獲得したことを挙げる人が多く、金メダルを獲得した時の「名言がかっこいい」というコメントもありました。
また、総合 6 位には、海外より陸上の「ウサイン・ボルト」選手がランクインしました。「人類史上最速」という圧倒的な強さに、海を越えて憧れを持っているようです。
今回ランクインした選手を見ると、世界を舞台に活躍していて、実績のある選手が、子どもたち
から人気を集めていることがうかがえる結果となりました。


【調査概要】
調査目的:スポーツに関する意識を探る
調査地域:全国
対象者条件:6~15 歳の子どもの両親(小学生~中学生の子どもがいる親)
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2013 年 9 月 13 日(金)~9 月 16 日(月)
サンプル数:800 人

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[バンダイ]
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