「医薬品のネット販売」に関する調査 

2013年10月08日
インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「医薬品のネット販売」についてアンケート調査を行い、医薬品をインターネットで販売することのメリット、デメリット、購入意向などについてまとめた。調査は2013年6月7日~6月21日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター8,313人から回答を得た。

【調査サマリー】

● 7割の人が、「自宅から10分以内」の距離で医薬品が購入可能

● 医薬品を選ぶときは「効き目の強さ」「1日に飲む回数」をチェック

● 医薬品の「第一類」・「第二類」・「第三類」…分類の存在を知らない人が2割

● 医薬品ネット販売、「賛成」4割、「反対」1割

● ネットで医薬品を購入したい? 購入意向者は5割、意見分かれる

● 医薬品のネット販売、「自分にメリットあり」…4割

● メリットは「曜日や時間を問わず」「近くに店舗がなくても」「恥ずかしくない」

● 不安点は「偽物や違法な商品が出回るのでは」「誤った判断をしてしまいそう」

● どんな薬をインターネットで購入したい? 種類別 購入意向

● 商品名を知らない・使用経験のない医薬品は購入に抵抗あり


【調査結果詳細】

■7割の人が、「自宅から10分以内」の距離で医薬品が購入可能

■市販の医薬品 購入頻度
50代までは、男性よりも女性の方が医薬品購入頻度がやや高い。家族が使用する薬を購入するためではないかと考えられる。70代以上については、男性の方が購入頻度が高く、『月に1回以上』購入する割合は男性15.9%に対し、女性は3.7%と低い。『月1回以上』の値が最も高いのは、【30代女性】で18.4%である。

■医薬品を買える最寄店舗までの距離
71.6%の人が「自宅から10分以内」の場所に、医薬品を購入できる店舗があると回答している。多くの人が、それほど時間をかけずに医薬品を入手できるようである。一方で『31分以上』の距離にある人は3.1%、うち1.2%は「地域に医薬品を買える店舗はない(離島など)」と回答している。

■市販の医薬品 購入場所
市販の医薬品を購入する場所については、「ドラッグストア(調剤カウンター有)」56.7%、「ドラッグストア(調剤カウンターなし)」54.9%が圧倒的であった。調剤カウンター有無に関わらず『ドラッグストア』で購入している人は6614人で93.5%に上る。「薬局」で購入する人は15.2%、「病院・医療機関」から購入する人は5.1%である。「インターネット(国内)」と回答した人は3.5%で、僅かではあるが(正式にネット解禁前の)現在もネットで購入している人がいることがわかった。

■医薬品を選ぶときは「効き目の強さ」「1日に飲む回数」をチェック

■市販医薬品 選択時にチェックする点
市販の医薬品はどのような基準で選ばれているのか。選ぶ際に意識していること、チェックしていることを尋ねた。
最も多かったのは「効き目の強さ・緩やかさ」で36.3%、次いで「1日に飲む回数」27.2%、「錠剤・カプセル・顆粒などの形状」27.0%、「副作用について(有無・強さなど)」24.6%、「メーカー名」24.1%と続いた。
「効き目の強さ・緩やかさ」については多くの人がチェックしているが、効き目の基になる「使用成分」をチェックする人は19.2%と2割、「成分の含有量」は13.6%と、内容まで詳細に確認する人はやや減少することが分かった。「どの分類に属しているか」をチェックする人は6.8%と、少ない。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インターワイヤード]
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