消費税に関する調査 

2013年10月07日
マクロミルは、全国の20~69歳の男女を対象に、「消費税に関する調査」を実施した。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2013年10月2日(水)~2013年10月3日(木)。有効回答数は1,000名。

【調査結果】

■2014年4月の増税後、68%が「節約する」

消費税率が8%に引き上げられる2014年4月以降、どの程度節約するかをたずねると、68%が“節約する”と回答しました。(「大幅に節約する」22%+「やや節約する」46%の合計)

■増税の余波、まずは食卓を直撃か? 1番節約したいものは「日々の食費・飲料費」


消費税率が8%に引き上げられる2014年4月以降“節約する”と回答した人に、何を節約したいかをたずねると、トップは「日々の食費・飲料費」69%でした。理由としては、「毎日のことで、取り掛かりやすい、大きく節約できそう」「おやつ、ジュース、お酒などが減らせそう」などがあげられました。次いで「外食・飲み会費」66%、「洋服、ファッション雑貨費」64%となり、日々のちょっとした贅沢に対しての節約意識が高まりそうです。

<番外編:お父さんのお小遣いは減ってしまうのか…?>
節約意識が高まると、「お小遣いが減ってしまうのでは…」と心配されるお父さんもいらっしゃるかもしれません。今回の調査で「何を節約するか?」という問いに対して、「夫のお小遣い」を選択した既婚女性の割合は10%にとどまりました。お父さんのお小遣いは守られそうですね。

■駆け込み需要はあるのか? 消費者の約3割が“増税を見越した消費あり”

節約モードがうかがえる中、一方では駆け込み需要への期待の声も聞かれます。そこで、消費税率8%引き上げ前に買っておきたいものや、それを見越してすでに買ったものがあるかたずねると、「ある」と回答した人は全体の31%でした。現時点で、3人に1人は消費増税を意識した買い物をするという実態が明らかになりました。

■増税前に買いたいものランキング
 1位 「家電製品」、 2位 「車、バイク」、 3位 「住宅関連」 「日用品」


増税を見越した消費があると回答した人に、何を買いたいか(すでに買ったか)をたずねました。結果は「家電製品」が断トツで49%となり、増税を見越した買い物をする人の2人に1人は家電製品を買いたいと考えているようです。買いたい家電製品の種類は、「パソコン」「冷蔵庫」「洗濯機」「テレビ」などがあげられました。続いて2位は「車、バイク」27%、3位は「住宅関連」「日用品」15%と続きました。
2014年4月の増税のタイミングまでには、大きな消費の山である年末商戦もひかえており、これらに注目が集まりそうです。


【調査概要】
調査方法 : インターネットリサーチ
調査対象 : 全国、20~69歳の男女1,000サンプル(マクロミルモニタ会員)
割付方法 : 平成22年国勢調査による、エリア×性別×年代別の人口動態割付
調査日時 : 2013年10月2日(水)~10月3日(木)
調査機関 : 株式会社マクロミル

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[マクロミル]
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