高齢者とその子どもに関するアンケート調査 

2013年09月11日
ALSOKは、敬老の日を前に、子どもと別居している70歳以上の男女と、別居している70歳以上の親を持つ男女を対象とした「高齢者とその子どもに関するアンケート調査」を実施。

【調査結果】

【親】の生活について、親本人より【子】の方が不安を感じている


子どもと別居している70歳以上の方(以下、【親】)および別居している70歳以上の親を持つ方(以下、【子】)に、【親】の生活について不安があるか聞いたところ、ともに7割以上の方が「不安がある」と回答しました。男女別に見ると、【親】世代・【子】世代ともに、女性の方が【親】の生活に不安を感じていることがわかりました。

男性は「不安について話さなくても、子どもは気づいてくれる」と思う方が多く、女性は「話していないし、気づいてもいない」と思う方が半数以上

【親】が現在感じている不安に関することについて、【親】に「子どもは気づいていると思うか」また、「不安について子どもに話したか」聞いたところ、男性は、不安について子どもに話さなくても、子どもは気づいていると思っている方が多く、女性は、半数以上が不安について子どもに話していないし、気づいてもいないと思っていることが分かりました。
一方、【子】に「親がどのようなことに不安を抱えているかをわかっているか」聞いたところ、「ほとんどわかっている」と回答した方は14.6%にとどまり、【親】の不安をきちんと把握できていない方が、85.4%もいるという結果に。お互いが抱えている気持ちや不安は、しっかり対話しないと理解することが難しいようです。

【親】が自身について感じている3大不安は、《健康》 《経済》 《介護》
【子】が親について感じている3大不安は、《健康》 《介護》 《経済》


高齢になったことで感じている不安について【親】に聞いたところ、《健康》 《経済》 《介護》の順に高いという結果に。
一方、高齢になった親のことで感じている不安を【子】に聞いたところ、《健康》 《介護》 《経済》の順に高いという結果になりました。
《健康》 《介護》に関しては、【親】自身より【子】の方が強く不安を感じていることがわかりました。《経済》に関しては、【親】の88.3%が不安を感じているものの、【子】は55.0%にとどまるという結果になりました。

【親】の不安《健康》 《経済》 《犯罪》は8割が対策実施、《介護》は約半数が未対策  《犯罪》は不安と対策が逆転、日ごろの対策で不安な気持ちが低下か

【親】《健康》の不安対策は、まず「規則正しい生活」《経済》の不安対策は、「節約」

【親】が不安を感じたときに相談するのは子ども 半数以上が「体調を崩したとき」に助けが欲しい

【子】は、親の《健康》や《介護》を不安に思っていても、あまり対策できていない

 【親】が相談したいことがあったとき、66%の【子】が「すぐに駆けつけられる」が、ほぼ同数の方が自分の代わりに親の助けに応じられるサービスに関心あり


【調査概要】
・調査対象:子どもと別居している70歳以上の男女、70歳以上の親と別居している男女、各250人
・調査期間:2013年8月29日~9月2日
・調査方法:インターネット調査

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