第2回 職場での私用スマートフォンの利用実態調査 

2013年10月02日
MMD研究所は、20代~40代の私用スマートフォンを業務で利用しているビジネスパーソン1002人を対象に、「第2回 職場での私用スマートフォンの利用実態調査」を実施した。
調査では、業務利用している私用スマートフォンに入っている情報や、セキュリティ対策、紛失経験などを調査しました。調査結果及び、調査概要については以下の通りです。

【調査結果サマリー】

■ 業務で私用スマートフォンを利用して効果を感じる人は71.5%

■ 業務情報が入った私用スマートフォンに個人でセキュリティ対策をしている人は80.7%

■ 業務で利用しているスマートフォンの紛失経験は20.5%

■ 紛失や情報漏洩などのリスクに対して、会社側で対策の必要性を感じる人が63.6% すでに会社側で対策をしているのは2.8%


【調査結果】

■業務で私用スマートフォンを利用して効果を感じているのは71.5%。
 保有している情報は「社内の連絡先」「お客様や取引先の連絡先」「業務スケジュール」が上位

私用スマートフォンの業務利用者(N=1002)に、私用スマートフォンを業務で利用し業務効率アップなどの効果を感じると答えた人は71.5%と、約7割が何らかの効果を感じると回答している。私用スマートフォンに入れている業務情報に関しては、「社内の連絡先情報」が73.1%、「お客様や取引先の連絡先情報」が48.8%、「業務スケジュール」が47.4%と上位に挙がった。

■業務情報が入った私用スマートフォンにセキュリティ対策をしている人は80.7%
 対策内容は「パスワード・画面ロック」が61.1%で最も多い

次に、業務情報が入っているスマートフォンについて、個人が何らかのセキュリティ対策を行っているのは全体(N=1002)の80.7%となっており、具体的な対策としては「パスワード・画面ロックを設定している」が61.1%、「セキュリティソフトを入れている」が40.3%、「リモートで遠隔ロックができる契約をしている」が19.0%となった。

■業務利用しているスマートフォンの紛失経験は20.5%

私用スマートフォンの業務利用者(N=1002)の紛失経験について聞いたところ、「ある(あとで見つかった)」が15.7%、「ある(あとで見つからなかった)」が4.8%と、20.5%が業務利用している私用スマートフォンの紛失経験があるという結果になった。

■紛失や情報漏洩などのリスクに対して、会社側で対策の必要性を感じる人が63.6%
 すでに会社側で対策をしているのは2.8%

私用スマートフォンの業務利用者(N=1002)に、私用スマートフォンを業務で利用する上でのリスク(紛失、盗難、情報漏洩など)に対して、会社側で対策の必要性について「必要性を感じる(28.1%)」「どちらかといえば感じている(35.5%)」の合計63.6%の人が会社側で対策の必要性を感じると回答した。また、「すでに会社側で対策をしている」は2.8%止まりであった。


【調査概要】
・調査対象:20代~40代の私用スマートフォンを業務で利用しているビジネスパーソン
・調査期間:2013年8月19日~2013年8月22日(4日間)
・有効回答:1,002人

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[MMD研究所]
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