就職活動振り返り調査 

2013年10月01日
電通総研は、2014 年度の内定者(内々定者)の大学 4 年生および大学院 2 年生を対象に、就職活動が企業やブランドに及ぼす影響について把握するための調査を実施。

就職活動を行う学生(短大生・大学院生は除く)は約 42 万人(※1)存在しており、1人当たりの受験企業数は平均約 51 社(※2)に上ります。8 月 30 日~9 月 1 日の期間で実施したこの「就職活動振り返り調査」では、就職活動中に受けた企業の印象や経験によって、当該企業やその企業の商品やサービスに対する意識が変化することが分かりました。

これを企業側の視点から捉えてみると、企業にとっての「就職活動期間」とは、将来自社で働く社員を見つける採用の期間であると同時に、学生を未来の顧客と想定し、企業価値や商品価値を伝えることができる、極めて重要な機会であると言えます。

また本調査を通して、イマドキの就職活動生の意識を示すキーワードとして、“プチしたたか”という表現を抽出しました。以下、今回の調査から得られた主なトピックスを紹介します。

※1 平成 24 年実施 厚生労働省「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」より
就職希望者数を就職活動実施者数と想定して記載

※2 電通総研 電通若者研究部実施「就職活動振り返り調査」より
「資料・情報の請求をする(エントリーをする)」平均受験企業数

【調査結果サマリー】

1.就職活動期間とは、企業にとって未来の「社員」と「顧客」を獲得する期間
① 就職活動生のうち、2 人に 1 人は潜在顧客に
② 「人=社員」の印象は、企業の印象に直結
③ 選考開始前は「Web メディア」、就職先を決める段階では「企業の独自メディア」と「人」が最も重要視される情報源
 
2.イマドキの就活生意識のキーワードは “プチしたたか”
① 就職スタイルの意識は、“内定を得るためには、自分戦略が必要”、“第三者評価を使って、間違っていないかを確認”
② 企業選びの意識は、“「スペック」(規模や収入等)から「リレーション」(企業と自分の関係性)へ”


【調査概要】
・調査手法 :インターネット調査
・対象エリア :全国
・調査実施機関 :株式会社電通マーケティングインサイト
・調査対象 :大学 4 年生または大学院 2 年生で 2013 年 8 月末時点での内定者(内々定者)*就職活動継続中の学生を含む
・サンプル数 :560 サンプル
・調査時期 :2013 年 8 月 30 日(金)~ 9 月 1 日(日)

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[電通]
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