20歳〜34歳のデスクワーカー400人に聞く、オフィス環境調査 

2013年04月22日
メディア・シェイカーズのM1・F1総研では、乾燥するオフィス環境を「オフィスドライ」と命名し、20歳から34歳のデスクワーカーが感じる「オフィスドライ」の実態を調査。オフィスドライの実態を探るとともに、その対策方法についても調べてみました。

【調査結果】

①いまどきオフィスは“乾燥警報”発令中!
デスクワーカーの約8割が感じている「オフィスドライ」(78.0%)
目元や肌だけでなく、実は「口周り」でオフィスドライを実感する人が最多


●約8割が感じるオフィスドライ。女性の方がより深刻
 口元に乾きを感じ、次いで目元の違和感で実感するオフィスドライ
オフィスの乾燥を感じる人は全体の約8割(78.0%)にも上り、デスクワーカーのほとんどが“オフィスドライ”を実感しています。男性(68.5%)よりも女性(87.5%)の方がオフィスドライをより強く感じるようで、女性の3人に1人は「非常に感じる」(37.5%)と、オフィスの乾燥環境を強く訴えています。
 どんな症状でオフィスドライを感じるかを聞くと、「口元・唇が乾く」(63.0%)と「喉が渇く」(61.3%)がツートップで、次いで「目がゴロゴロする」(48.3%)となっています。デスクワーカーの8割が感じるオフィスドライ。口元の乾きと目元の違和感が、そのシグナルとなっているようです。

②一番のオフィスドライ対策は「水分補給」で
オフィスドライに悩むデスクワーカーたち
男女を問わず、乾燥対策は「水分補給」がいちばん大事


●口元・目元で感じるオフィスドライ。乾燥対策は「水分補給」「目薬」「マスク」
 次にオフィスドライを感じる季節と時間帯をそれぞれ聞くと、最も多いのは「冬」(73.5%)と「午後」(55.7%)ですが、「一年中」(22.3%) 、「オフィスにいる間中」(27.3%)乾きを感じる万年ドライ族も少なくありません。
 オフィスでの乾燥対策は、「水分補給」(62.9%)が圧倒的で、男女ともにトップ(男性60.6%、女性65.2%)です。次いで「目薬」(36.3%)、「マスク」(33.5%)の順となっており、オフィスドライを強く感じる「口元」「目元」への対策が、最も重視されています。男女別で見ると、男性は「水分対策」(60.6%)に頼る人が多いのに対し、女性はトップ3に加えて、「加湿器」(37.9%)や「保湿クリーム」(37.4%)など、あれこれ対策を講じています。

●ストレスが高い人ほど、オフィスドライを感じやすい傾向に
 デスクワーカーにとって、ストレスは切っても切れないもの。今回の調査でも8割以上が「ストレスを感じる」(82.8%=とても感じる30.0%+やや感じる52.8%)と答えています。
 ストレスとオフィスドライの関係を見てみると、オフィスの乾燥を感じる人は全体の78.0%でしたが、ストレスを非常に感じると答えた人(120名)では85.0%とオフィスドライの割合も高くなっています。ストレスがやや高いと答えた人(211名)では80.1%、ストレスが低い(少し感じる+まったく感じない)と答えた人(69名)では59.4%と低くなっています。この結果から、ストレスが高い人はオフィスドライをより強く感じやすい傾向があることがわかります。オフィスドライを感じたら、カラダからのストレスサインが出ているのかもしれません。

③席飲みドリンク、飲み方は“ちびだら飲み”が主流
仕事中に席でいちばんよく飲むのは「水(ミネラルウォーター)」
のどや口の渇きを癒やすために、2時間以上かけて飲む“ちびだら飲み”


●缶コーヒーは、ぐびっと飲んで「気分転換」が目的
 一方、水やお茶は、2時間以上かける“ちびだら飲み”が主流に
 オフィスドライ対策として欠かせない水分補給について、詳しく見てみます。
 仕事中に席で飲むドリンクは、1位「水(ミネラルウォーター)」(63.5%)、2位「緑茶飲料」(55.8%)、3位「烏龍茶飲料」(42.5%)、4位「ブレンド茶・麦茶飲料」(40.8%)、5位「缶コーヒー」(40.3%)の順となり、デスクワーカーが仕事中に席で最もよく飲むドリンクは「水(ミネラルウォーター)」です。
 席で飲むドリンク1本を飲み切る時間を聞くと、1位の「水(ミネラルウォーター)」から4位の「ブレンド茶・麦茶飲料」は2時間以上かけて飲み切る人が6割以上となり、ゆっくり時間をかけて飲んでいるのに対し、5位「缶コーヒー」は50.3%が「30分以内」にぐびっと飲みきっています。
 それぞれのドリンクを飲む目的を聞いてみると、缶コーヒーは「眠気を覚ます」(50.3%)や「気分転換」(45.3%)など気持ちのリフレッシュ目的で飲まれているのに対し、水(ミネラルウォーター)は、「のどの渇きが癒される」(87.0%)、「口の中がさっぱりする」(42.5%)など、のどや口周りを潤す目的で飲まれています。
 短時間でぐいっと飲み気持ちを切り替える缶コーヒーに対し、水(ミネラルウォーター)はデスク作業をしながら時間をかけてちょっとずつ飲み、のどや口周りをうるおす、そんな“ちびだら飲み”する様子が見受けられます。

④オフィスドリンクに求められる飲んだ時の「快適さ」
オフィスワーカーに不可欠なオフィスドリンクは、「快適さ」が新基準に!
おいしさや味だけでなく、口が潤う、さっぱりするなどの「快適さ」も重視。


●デスクワークに不可欠なオフィスドリンク。なのに約6割が現状に不満!
●オフィスドリンクは、おいしさだけでなく「快適さ」も求められる時代に!



【調査概要】
・調査手法:インターネット調査
・調査機関:M1・F1総研
・調査地域:一都三県
・実施日時:2013年3月9日(土)~11日(月)
・調査対象:自分の席でのデスクワークが中心の20歳~34歳の働く男女 400名(男性200名、女性200名)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[M1・F1総研]
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