愛犬の健康と愛犬との絆に関する調査 

2012年06月25日
ペットラインは、「愛犬の健康と愛犬との絆に関する調査」を実施。本調査は、インターネットリサーチにより、2012年5月17日~5月23日の7日間において実施し、2,000名(調査対象者:室内で犬を飼っている20歳以上の男女)の有効サンプルを集計しました。

【調査結果サマリー】

・愛犬の健康診断受診率 7割超、診断費用 1回平均 約8千円
・愛犬のペット保険加入率 20 代男性が高い傾向
・猛暑・節電の夏 働く女性の 4 人に 3 人 愛犬の「熱中症」が心配 わが家のわんこは大丈夫?
 
・わが家の愛犬はアレルギーを持っていると思う 約 3 割
・この夏、アレルギーわんこの症状悪化が心配 4 割
・アレルギー対策 「薬物療法」が 4 割弱、「皮膚ケア」3 割強、「アレルギー対策フード」3 割弱
 
・震災対策 愛犬のために備蓄や防災用品の準備 7 割
・愛犬のために「予備の食事」を備蓄 5 割弱、「名札・迷子札」を準備 2 割弱
・ドライブよりも自宅で触れ合い 震災以降は愛犬と自宅で一緒にいる時間が増えた 4 割超
 
・愛犬との絆に感動したアニメ 1 位「フランダースの犬」
 
・愛犬と家族の絆は、子供の精神発達に好影響だと思う 8 割超
・愛犬との絆が「子供の優しい気持ちを育んだ」 75.3%
 
・学校にもドッグセラピーが普及してほしい 学生の 4 割強
・働く女性の 4 人に 1 人 「オフィスでセラピー犬に癒されたい」

【調査結果詳細】

◆愛犬の健康診断受診率 7 割超
◆愛犬の健康診断費用 1 回平均 約 8 千円
◆愛犬のペット保険加入率 20 代男性が高い傾向
 
室内で犬を飼っている 20 歳以上の男女(全回答者 2,000 名)に対し、愛犬の健康管理を目的とした健康診断の受診状況について質問しました。
先ず、飼い主自身の健康診断の受診状況について質問したところ、「健康診断を定期的に受けている」が 48.8%、「健康診断を受けているが、定期的ではない」51.2%となりました。続いて、愛犬の健康診断の受診状況について質問したところ、「健康診断を定期的に受けている」が 33.4%、「健康診断を受けているが、定期的ではない」41.7%、「健康診断を受けたことがない」が24.9%となり、7割超の人が愛犬の健康診断を受診していることがわかりました。

そして、愛犬の健康診断を受診している 1,502 名に対し、愛犬の健康診断にかかる 1回あたりの費用について質問したところ、「5,000 円以上 10,000 円未満」が 49.7%、「5,000 円未満」が 28.0%、「10,000 円以上 15,000 円未満」が14.4%、「15,000 円以上」が 7.9%となり、平均金額は 8,016 円となりました。また、愛犬の健康診断にかかる 1 回あたりの受診費用について、10,000 円以上と回答した人は全体の 2 割強となり、愛犬の健康診断に多額のお金を費やしている様子も見られました。

また、全回答者(2,000 名)に対し、愛犬の為のペット保険の加入状況について質問したところ、「ペット保険に加入している」が 17.4%、「検討しているが、今はペット保険に加入していない」が 29.4%となりました。愛犬がペット保険に加入している人は、年代別に比較すると 20 代で最も高く、男性 20 代が 22.6%(男性 30 代 17.4%、40 代 17.3%、50 代 15.1%)、女性 20 代が 18.4%(女性 30 代 13.4%、40 代 17.8%、50 代 12.2%)となり、特に 20 代男性が愛犬のペット保険に対して前向きなようです。

◆猛暑・節電の夏 働く女性の 4 人に 3 人 愛犬の「熱中症」が心配 わが家のわんこは大丈夫?
◆わが家の愛犬はアレルギーを持っていると思う 約 3 割
◆この夏、アレルギーわんこの症状悪化が心配 4 割
◆アレルギー対策 「薬物療法」が 4 割弱、「皮膚ケア」3 割強、「アレルギー対策フード」3 割弱
 
全回答者(2,000 名)に対し、この夏の猛暑・節電における愛犬の健康で心配なことについて、複数回答形式で質問したところ、「熱中症」が最多で68.5%となり、約7割の人がこの夏の猛暑や節電により、愛犬の熱中症を心配していることがわかりました。次いで「ノミやダニ等の寄生虫」が 37.5%、「食欲不振」が 36.7%、「ストレス」が 33.4%、「肉球の火傷」が29.0%、「アレルギー症状や皮膚病の悪化」が14.0%、「尿路疾患(尿結石など)」が7.2%と続き、猛暑による愛犬の健康への影響について、心配な点が多く挙がりました。
特に女性有職者では、「熱中症」を心配する人が 75.7%と全体より 7.2 ポイント高く、仕事で家を空けている間の愛犬の熱中症を 4 人に 3 人が心配していることがわかりました。

次に、全回答者(2,000 名)に対し、愛犬にアレルギー症状や、アレルギーと思われる症状が現れたことがあるか質問したところ、「アレルギー症状が出たことがある」が 15.7%、「アレルギーと思われる症状が出たことがある」が17.8%となり、3 割強の人が愛犬にアレルギー症状やアレルギーと思われる症状が出たことがあると回答しました。

そして、「アレルギー症状が出たことがある」と回答した人(314 名)では、この夏の猛暑・節電における愛犬の健康で心配なことについて、「アレルギー症状や皮膚病の悪化」が 40.1%となり、約 4 割の人が今年の夏も愛犬のアレルギー症状の悪化を心配していることがわかりました。
そして、愛犬にアレルギー症状やアレルギーと思われる症状が出たことがあると回答した人(669 名)に対し、愛犬のアレルギー(と思われる)症状への対策として行っていることを複数回答形式で質問したところ、「薬物療法」が最多で 37.2%、次いで「皮膚ケア」が 33.2%、「市販のアレルギー対策フード」が 28.0%、「免疫力が向上する日常生活をさせる」が 10.2%、「減感作療法」が 7.2%と続きました。


【調査概要】
・調査タイトル:愛犬の健康と愛犬との絆に関する調査
・調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする「室内で犬を飼っている」20歳以上の男女
・調査期間:2012年5月17日~2012年5月23日
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:全国
・有効回答数:2,000サンプル(有効回答母数から2,000サンプルを抽出)

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