世界24カ国、ヘルスケアに関する疑問のインターネット検索に関する調査 

2013年07月04日
グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスが世界24カ国で実施するGlobal@dviser調査を元に、毎週興味深い結果を発表しているSocialogue。今回は、ヘルスケアに関する疑問をインターネットで検索した経験について取り上げます。

【主な調査結果】

■世界24カ国では、2人に1人(48%)がインターネットでヘルスケアに関する疑問について最近検索したと回答
■日本は27%で、24カ国の中でヘルスケアに関する疑問のネット検索利用率が最も低い
■最も利用している国はトルコ(65%)、南アフリカ(61%)

【調査結果】
世界24カ国では2人に1人がインターネットでヘルスケアに関する疑問について最近検索したと回答
  今回、イプソスが世界24カ国で約18,000人を対象に調査を実施したところ、2人に1人(48%)は、最近オンラインでヘルスケアに関する疑問について検索したと回答。女性では更にこの割合が高く55%、男性は40%であった。
女性のほうが、良し悪しは別にして、男性よりも切実に何らかの答えを求めているようだ。あるいは男性はただ、何かが起きてからでも遅くはないと考えているのかもしれない。

日本は24カ国の中でヘルスケアに関する疑問のインターネット検索利用率が最も低い
  日本の結果を見てみると、ヘルスケアに関する疑問について最近インターネットで検索したのはわずか27%で、調査対象24カ国中、最も低い割合であった。
 男女別では女性が多く(女性30%、男性23%)、年齢別では、50歳以上が最も多かった(50歳以上=32%、36歳~49歳=30%、35歳以下=19%)。これは調査対象国全体の傾向と同様で、年齢を重ねるほど、健康問題が気になるのは世界共通である。


【調査概要】
・調査実施機関:イプソス
・実施時期:2013年3月5日~19日
・調査手法:イプソス・オンラインパネルシステムにより世界24カ国で毎月実施するGlobal @dviser調査
・対象国(24カ国):アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
・対象者:カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳の対象者18,331人 各国1000人以上が回答 *アルゼンチン、ベルギー、インドネシア、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[イプソス]
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