ブランドⅩ(テン)-ブランド戦略サーベイ10年分析 

2013年07月19日
日経リサーチは、過去10年間のデータに基づいて有力企業ブランドを多角的に評価した「ブランドX(テン)-ブランド戦略サーベイ10年分析」の結果を発表。

2003年に始まった企業ブランド調査「ブランド戦略サーベイ」で、2012年までの10年間に渡って継続してブランド力を測定した主要277社のデータを分析し、過去10年間に最も評価された企業ランキングを作成、総合1位にはグーグルが選ばれた。

今回の分析では、10年間を総合的に評価するに当たって、各社のブランド力を表す測定スコアの平均値だけでなく、上昇幅や上昇回数というスコアの動きも加味した独自の新指標「企業ブランド・ディケード(BD)指数(Brand decade index)」を開発、その総合スコアを元に、「力」と「勢い」を兼ね備えた企業ブランドのランキングを算出した。

「ブランドⅩ―ブランド戦略サーベイ10年分析」のハイライト

●10年間のブランド総合評価、首位はグーグル。アマゾン、日本マイクロソフトが続く。
 ブランド力の平均値で首位の日本マイクロソフトを、10年間にブランド力が大幅上昇したグーグルの勢いが上回り、総合トップに。上位5社中4社を外資系IT企業が占めた。

●日本企業ではヤマト運輸の4位が最高。パナソニック、ユニクロなど6位以下は日本勢。
 ヤマト運輸のブランド力は微減したが、10年間高水準を維持したことが高評価につながった。ユニクロはトップ20内の日本企業で唯一、10年前よりブランド力が上昇した。

●ブランド力上昇企業はわずか1割強!維持・向上には「製品・サービス」の強化がカギ。
 10年前よりブランド力が上昇した企業は36社で全体の1割強。上位企業は「製品・サービスの企画開発力が強い」などのイメージが強く、日本企業はこの項目が低下している。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日経リサーチ]
 マイページ TOP