転職のリスクに関する調査 

2013年06月28日
エン・ジャパンは、運営する「[en]転職コンサルタント」上で転職意向のあるミドル400人に「転職のリスク」についてアンケート調査を実施。

【調査結果概要】

会社を辞めることをリスクに感じる人 69%
会社にとどまることにリスクを感じる人 77%


30代~50代の転職意向のあるミドル層に対して、「会社を辞めることに、リスクを感じますか?」と聞いたところ、「非常に感じる」が25%、「感じる」が44%となり、転職意向がありつつも、会社を辞めることにはリスクを感じている人が半数を上回りました。

また、「会社にとどまることに、リスクを感じますか?」と聞いたところ、「非常に感じる」が25%、「感じる」が52%となり、会社を辞めることよりも、会社にとどまることの方がリスクに感じる人が多い結果となりました。

会社を辞めることへのリスクについては、30代が他の年代に比べ低い結果となりました。実際、転職市場では30代であれば、期待される要件にも幅があるため、比較的転職しやすい年代と言えます。
しかしながら、リスクを感じるポイントについては、30代は40代・50代に比べて多く挙げられており、現職を離れること、転職することに対して、慎重な姿勢がうかがえます。

辞めるリスクの理由1位は「給与・待遇が悪化する」
とどまるリスクの理由1位は「会社の事業に将来性が感じられない」

会社を辞めることをリスクに感じると回答した方に、その理由を聞いたところ、30代、40代、50代の各年代を通じて、「給与・待遇が悪化する」が1位になりました。2位も各年代を通じて「自分のスキル・経験が通用しない可能性がある」でした。

一方、会社にとどまることにリスクを感じる方の理由1位は「会社の事業に将来性が感じられない」、第2位は僅差で「さらに年齢を重ねると転職が難しくなる」となり、辞めるリスクは承知しながらも、とどまるリスクの大きさを秤にかけて転職意向を持つに至っている状況がうかがえます。

また、30代の方は「辞める」「とどまる」双方におけるリスクの理由を他の年代よりも多く挙げており、30代は転職についてプレッシャーの強い年代と言えるようです。

転職のリスクを軽減するために、あらかじめ知っておきたい情報は「任される仕事の内容」

転職のリスクを軽減するために、あらかじめ知っておきたい情報については、30代、40代、50代の各年代を通じて「任される仕事の内容」が1位となりました。
また、30代は40代・50代に比べ、知っておきたい情報項目も多い結果となりました。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「[en]転職コンサルタント」利用者 400名
調査期間:2013年5月1日~2013年5月30日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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