生活者の感情測定調査 

2013年08月29日
ビデオリサーチは、生活者と社会を広く洞察していくために生活者の感情測定調査を開始しました。この調査では様々な『今の気分』を測定していますが、今回は『ワクワク度』と『不安度』について、2013年7月調査から得られた年代別の特徴を紹介。

※今の気分を「どのくらいそう感じているか」という度合いで質問し、『ワクワク』や『不安』の他、幸せ・希望・誇らしさ・だるさ・焦り・沈み・イライラなどの感情についても0%、10%、20%、・・・100%の11段階で回答を得ています。

【調査結果】
『ワクワク度』では若者で低く、シニアで高い傾向、逆に『不安度』は若者で高く、シニアで低い結果となっています。

若者(10~20代)から出てきた感情に影響を与えているエピソードを解析していくと、勉強や就職、仕事など見えない未来に対する『不安』、やらなければいけないことは山積みにも関わらず出来ていないことで、さらに『不安』を増長している様子がうかがえました。

逆に、シニア層(60代以上)のエピソード解析からは、加齢による健康不安を持ちつつも、リタイアにより仕事上のストレスがなくなったことが手伝って、新たな人生の楽しみ方を見つけ、心地よい生活を送っていることが見えてきました。
今、団塊世代を中心に“元気”で“活動的な”シニアが注目されることが多いですが、『気持ち』の面からもその様子を垣間見ることができました。これも、『心』と『行動』の連動のひとつと言えるのではないでしょうか。


【調査概要】
・対象者:男女15~74歳 1,150人(全国)
・手法:インターネット調査
・期間:2013年7月23日(火)~24日(水)※毎月調査

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[ビデオリサーチ]
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