安全なインターネット利用の実態調査 

2013年09月09日
gooリサーチとエヌ・ティ・ティ レゾナントは共同で「安全なインターネット利用の実態調査」を実施。

インターネットの利用は業務効率の向上に欠かせないものとなっていますが、一方で様々な脅威にさらされる可能性も高まっています。企業側では脅威への対策を講じていますが、それを機能させるには実際に利用するユーザの意識や対応が重要です。今回はインターネット上の脅威について、ユーザであるビジネスマンの意識を調査しました。

■インターネット利用上の脅威への認識度

業務でインターネットを利用する中で、ウィルス感染や不正アクセスなどの脅威は、どの程度認識されているのでしょうか。
全体では、脅威を感じているのは5割弱でした(とても感じている+やや感じている)。企業規模別では、小規模な企業ほど脅威を感じています。管理者かユーザかという利用の立場別にみると、管理者(管理者+関係者)ほど脅威を感じています。また、インターネット上の脅威に関する研修などの教育を行っている企業では、脅威に対する認識が高いという結果になりました。

■脅威への具体的な認識

インターネット上の脅威については具体的にどのように認識されているのでしょうか。インターネット上の脅威に関して不安に思うことを聞いてみました。
全体では、ウィルス感染への不安が79%と圧倒的に多く、次いで情報漏えい49%、情報消失45%、迷惑メール43%と続きます。小規模企業では、情報漏えいや情報消失よりも迷惑メールへの不安のほうが高まります。一方、教育を行っている企業では迷惑メールへの不安は少なく、情報漏えいへの不安が高まっていました。

■脅威に関する理解度

知識面からの認識を確認するために、脅威に関するキーワードの理解度を聞いてみました。ウィルスに関する代表的なキーワードである「ワーム※」についての理解度を見ていきます。
全体では、「ワーム」について説明できる人は2割程度でした。企業規模別では小規模な企業ほど「知らない」が多くなり、理解度が低いことがわかります。一方、管理者では4割弱、教育を行っている企業では4割強の人が説明できるとしており、高い理解度を示していました。
※悪意のあるプログラム(マルウェア)の1種。

調査実施期間: 2013/06/07~2013/06/12
有効回答者数: 1,000

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[gooリサーチ]
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