「暑気払い」についてのアンケート調査 

2013年08月07日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究、地域振興機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、2013年の「暑気払い」についてのカスタマーアンケートを実施し、その動向を発表。

【調査結果】

◆「暑気払い」のこれまでの参加経験率は、3圏域(首都圏・関西圏・東海圏)合計で40.0%

「暑気払い」の認知や過去の参加経験を聞いたところ、驚くべきことに20代では男女とも60%以上が「暑気払いが何か知らない」という回答であった。おおむね年代があがるほど「暑気払い」の認知率や過去の参加経験率が高く、男女では男性のほうが参加経験率が高く、圏域別では首都圏での経験率が東海圏の2倍以上という結果であった。

<これまでの「暑気払い」への参加経験(単一回答)>
・3圏域合計40.0%

エリア別
・首都圏49.8%
・東海圏24.1%
・関西圏28.8%

男女別
・男性45.5%
・女性34.4%

◆2013年の「暑気払い」実施予定率は29.7%。予想額1人3981円。会社・組織から補助ありが3割以上。

2013年の暑気払い実施予定(すでに実施を含む)は29.7%。エリア別男女別年代別で実施予定率が高いのは首都圏、男性、高年代、と過去の経験率とほぼ同様の傾向であった。参加費用の1人あたり平均は3圏域合計で3981円だが、「会社や組織から補助がある」という回答が32.9%あり、補助額の平均も3182円(補助なしを除く平均)と、補助がある場合は費用の大半がまかなわれそうな結果であった。

<2013年の暑気払いの実施予定(単一回答)>
・3圏域合計29.7%

エリア別
・首都圏35.5%
・東海圏19.0%
・関西圏24.0%

男女別
・男性36.0%
・女性23.4%

<2013年の暑気払いの参加想定費用>
・3圏域合計:平均3981円

エリア別
・首都圏:平均4003円
・東海圏:平均4074円
・関西圏:平均3879円

◆暑気払いの意義、「仲間や友人と親交が深まる」が過半数。

「暑気払い」に対するポジティブ/ネガティブの意識を聞いたところポジティブ項目では「仲間や友人との親交や絆が深まると思う」が、「そう思う」+「ややそう思う」合計では過半数を占め、最多であった。また、ポジティブ項目で「男女の出会いに有効」は「そう思う」+「ややそう思う」合計で2割程度にとどまった。ネガティブ項目では「わざわざ暑気払いという名前をつけて開催する意義を感じない」が「そう思う」+「ややそう思う」合計で約4割と他項目に比べて多めの結果であった。エリア別の意識差では、首都圏で相対的にポジティブ、東海圏では相対的にネガティブな傾向で、男女間では女性はポジティブ項目で「お酒を飲む機会が増えて嬉しい」以外の項目で相対的に男性より加重平均スコアが高く、ネガティブ項目では全項目で男性よりも加重平均が低いという「好き嫌い」がはっきりと分かれるという結果であった。

<暑気払いに対する意識(単一回答・3圏域合計・「そう思う」+「ややそう思う」合計)>

ポジティブ項目
・仲間や友人との絆が深まる   :56.2%
・職場の結束力が強まる     :38.0%
・季節を感じさせる行事として大事:33.3%
・お酒を飲む機会が増えて嬉しい :25.8%
・男女の出会いに有効      :20.6%

ネガティブ項目
・わざわざ暑気払いの名前で飲む意義を感じない:39.9%
・自分で払ってまでは行きたくない      :31.0%
・職場で飲むのは好きでないのであると迷惑  :28.3%


【調査概要】
・調査時期:2013年7月1日(月)~2013年7月9日(火)
・調査対象:首都圏・関西圏・東海圏在住の20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
・有効回答数:10035人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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