2012年 年末SNS調査 

2012年12月25日
電通パブリックリレーションズ(電通PR)の社内横断組織「ソーシャルメディア実験室『アンテナ』」は、日本在住の男女を対象に、「2012年 年末SNS調査」を実施。

性年代別におけるソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)の広がりを分析すると共に、生活者が、2013年のSNS界の動向・未来についてどのように捉えているかを明らかにすべく、15歳以上69歳以下の男女1339人(全国)を対象にアンケートを行った。

<3大SNSの認知度は95%以上!「Twitter」「Facebook」「mixi」は常識に>

SNSの認知について聞いたところ、「内容まで知っている」「名前を聞いたことがある」と答えた人の合計値(認知率)で最も多かったのが「Twitter」(98.7%)、それに肉薄したのが「Facebook」(98.4%)、続いて「mixi」(95.9%)という結果となり、典型的とも言えるSNSを提供する3社が1~3位を占めた。ソーシャルゲームを展開する「モバゲー」(94.9%)と「GREE」(91.5%)の認知度は拮抗。無料通話・無料メールスマートフォンアプリで知られる「LINE」「Comm」「カカオトーク」では、76.5%で「LINE」の認知度が際立った。

<10代が牽引するTwitterと、幅広い年齢層のFacebook>

SNSの利用経験・利用意向について聞いたところ、「現在利用している【ほぼ毎日】」と「現在利用している【たまに】」の合計値(利用率)は、Facebook(41.7%)とTwitter(40.5%)が4割を超える結果となった。次にmixiとLINE が、26.7%と23.7%で拮抗。

今後の利用意向では、Google+(19.0%)、LINE(18.7%)、Comm(16.3%)の順となった。Commは2012年10月下旬にサービスを開始したばかりにもかかわらず(本調査実施まで約1カ月)、高い利用意向を示している。

性・年代別で見ると、Twitterが10代に牽引されているのに対し、Facebookは10~40代までを中心に、年代別の大きな差異はなく、平均的に利用していることがわかった。

<2013年、SNS界はまだ進化する。期待の声が6割以上>

『2013年のSNS界未来予測』についてフリーアンサーで尋ねたところ、65.3%が「SNSが主要連絡手段になる」「SNSとテレビがタッグを組み、番組が進化する」「SNSを使った防災計画が進行する」など、より積極的な利用や、社会を巻き込んだ用途の拡大、進化を予測するような、将来性に期待する前向きな内容であった。

一方で23.9%は、「SNSは飽きられると思う」「SNSがきっかけで人間関係のトラブルに発展する」など、利用規模の頭打ちやトラブルの発生を予想するような、後ろ向きな内容であった。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[電通パブリックリレーションズ]
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