美容に関する調査(日本人・中国人対象) 

2013年02月14日
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、GMOリサーチが保有する日本のモニターと中国の提携モニターを対象に「美容に関する調査」を実施。

【リサーチまとめ】

■「美容食品」の購入について

・美容食品の購入経験について、「現在美容食品を購入している」と回答した人は、日本で14.6%だったのに対して、中国では42.6%と日本の3倍近くとなった。過去を含めた購入経験についても、日本の39.6%に対して中国では70.7%と30ポイント以上の開きがあり、美容食品に対する中国人女性の関心の高さがうかがえる。

・現在摂取している美容食品に期待する効果では、「シミの改善(45.8%)」と回答した人が日本では最も多かったが、中国では期待される具体的な効果としては最も低い結果となった。また、中国で最も多かった「くすみの改善(55.0%)」への期待は日中で20ポイント以上もの開きがあり、それぞれの国で期待されている効果の違いがうかがえる。

・また、中国の方が日本と比べて期待する効果が全体的に高い数値であったことから、摂取している(または摂取経験のある)美容食品が複数に渡る可能性が高いことがうかがえる結果となった。

・購入する際に、日本では「価格(83.5%)」を最も重要視するのに対して、中国では「効果(88.4%)」や「配合成分(80.7%)」といった、得られる効果が価格以上に重要視されていることが判った。

■美容に関して影響を与える媒体について

・美容に関して参考にする媒体は、日本では「テレビ番組(54.6%)」、「インターネット(46.0%)」、「雑誌(33.6%)」が多く、一般メディアの影響が色濃い様子がうかがえる。中国では「知人・友人からの口コミ(77.4%)」が最も多く、続いて「インターネット(68.2%)」「テレビ番組(62.3%)」という順になり、知人・友人の話を参考にしながらも、インターネットやテレビで得られる情報も参考にしていることが判った。

・さらに中国では「知人・友人からの口コミ」の他にも「専門家のアドバイス(43.4%)」「販売員・店員の推奨(44.3%)」「ブログ(35.0%)」といった回答も多く、より信頼度の高い情報を参考に、厳選したうえで商品を購入する傾向にある。

・また全体的な回答数の高さから、中国人女性は日本人女性に比べて美容に関するアンテナが高いといえる。

■美容への取り組みについて

・美容のために行なっていることは、両国ともに「バランスの良い食生活」「スキンケア商品の利用」「野菜・果物の摂取」となった。

・さらに、中国では「適度な運動(77.9%)」「充分な睡眠(77.2%)」「規則正しい生活(72.4%)」など、全体的に日本よりも多くの人が美容のために様々なことに積極的に取り組んでいることが判った。

・お肌の手入れから期待する効果として、「肌の悩みが解決する・改善する」が日本・中国のいずれも70%を超えて多い結果となった。日本では続いて「若々しく見える(54.1%)」「美しくみえる(52.3%)」が挙げられており、中国では「健康的にみえる(69.8%)」「美しくみえる(60.4%)」が上位となっており、いずれにせよ見た目に表れる直接的な効果が期待されている様子がうかがえる。

・また、中国では「身だしなみが整う(54.4%)」「自分に自信がもてる(52.5%)」と回答した人も多く、美容が自己満足にとどまらない背景が垣間見え、また内面的な効果にも期待をしている人が多いことが判った。


【調査概要】
・調査テーマ:美容に関する消費者意識について
・調査対象:20代〜40代の女性 2,318名
・調査期間:2012年11月29日〜2012年12月2日
・調査方法:インターネット調査
・調査国:日本、中国  

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[GMOリサーチ]
 マイページ TOP