住宅に関する調査(日本・中国・韓国・台湾) 

2011年11月15日
インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチの連結子会社、GMOジャパンマーケットインテリジェンス(GMO JMI)は、GMO JMIが保有する日本・中国・韓国・台湾のモニターおよび提携モニターを対象に「住宅に関する調査」を実施。

【リサーチまとめ】

■住宅・住居を購入する際に重視する点について
・調査を実施したすべての国・地域で「交通の便」と「価格」が住宅購入において重視されている。

・日本、中国、台湾では「買い物に便利」という視点で選ぶことや、「地域のセキュリティと安全性」も重視されている。

・台湾では「価格」と同じくらい「地域のセキュリティと安全性」が重視されており、また「隣人の人柄」を重視する人も他の 3 カ国と比べて多い傾向にある。

■理想の居住形態と、現実の居住形態について
・日本、中国、台湾では約 7 割が居住形態に一戸建てを、韓国では約半数がマンションを望んでいる。

・一戸建て住まいが好ましいと考えている人のうち、実際に一戸建てに住んでいる人は日本では約 7 割だが、台湾では約 5 割、韓国では約 3 割、中国に至っては 1 割以下という結果になった。

・すべての調査対象国・地域で 8 割以上が一戸建てに住んでいない理由として「金銭的な問題」と回答。

・中国と韓国では一戸建てに住んでいない理由として 6 割が「維持や管理が心配」と回答。

・その他、日本では「家族の人数がそれほど多くない」、台湾では「好みの一戸建てが見つからなかった」の回答が 4割を超え、一戸建てに住んでいない理由の一つとなっている。

■一戸建ての利点、欠点について
・4 ヶ国・地域すべてにおいて、一戸建ての魅力に「庭がある」ことを挙げる人が多数を占めた。

・韓国を除く 3 ヶ国では、周囲を気にせずに自分の生活を楽しめることが一戸建てに住む利点だと感じている人が多い傾向にある。

・一戸建ての欠点としては、中国を筆頭に 4 ヶ国・地域すべてにおいて「維持費がかかる」と回答。日本、韓国、台湾では、それ以上に「セキュリティの不十分さ」を欠点と捉える傾向にある。

■マンションの利点、欠点について
・日本、韓国、台湾では、マンションに住む利点は「防犯システムが優れていること」であると回答した人が多かったのに対して、中国では「交通の便」や「近隣にショッピングモールがあること」など、利便性が利点であると回答した人が多数を占めた。

・マンションに住む欠点については、4 カ国・地域すべてにおいて「上下階層からの騒音でストレスがたまる」ことと「庭や占有スペースがない」ことを挙げる人が多い。

・日本、中国では 4 割以上が「駐車スペースが確保されていない」ことがマンションの欠点だと感じている。


【調査概要】
調査対象:19 歳以上の男女 4,000 名
調査期間:2011 年 7 月 18 日~2011 年 9 月 15 日
調査方法:インターネット調査
調査地域:日本、中国、韓国、台湾

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[GMOリサーチ]
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