『ネット証券』に関してインターネット調査 

2013年09月02日
マイボイスコムは、『ネット証券』に関してインターネット調査(第16回目)を実施し、2013年8月1日~5日に10,026件の回答を集めた。

【リサーチサマリー】

■インターネットでの株式売買経験者は25.2%。「現在も売買をしている」は18.1%。現在株式売買をしている人のうち、9割近くがインターネットで株式売買をしている

■インターネット取引経験がある証券会社は「SBI証券」がトップで、「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」「野村證券」が続く。「満足」の比率が高いのは、松井証券主利用者、SBI証券主利用者、カブドットコム証券主利用者など

■直近1年間のネット取引による投資資金が増加したのは、ネットでの株式売買経験者の4割強で、2012年調査(1割強)と比べ大幅増

■ネットでの株式売買意向は2割強。株式売買意向者の重視点は「取引手数料が安い」がトップで「手続が簡単」「セキュリティ」が続く。ネットでの株式売買実施者では「取引ツールが使いやすい」「セキュリティ」「システムが安定」、ネットでの株式売買未経験者では「手続が簡単」が多い


【リサーチ詳細】

■株式の売買経験、インターネットでの株式の売買経験
 株式の売買経験率は31.0%です。男性や高年齢層、世帯年収が高い層で多くなっています。男性30代以上では「現在も売買をしている」が3割前後です。インターネットでの株式売買経験者は25.2%で、「現在も売買をしている」は18.1%です。現在株式売買をしている人のうち、9割近くがインターネットで株式売買をしています。

■インターネット取引経験がある証券会社、主にネット取引をしている証券会社の満足度
 インターネット取引経験がある証券会社は「SBI証券」(41.2%)がトップで、「楽天証券」「マネックス証券」「松井証券」「野村證券」が各2割前後で続きます。「SBI証券」は男性30・40代で各5割と、他の年代より多くなっています。「野村證券」は50代以上で多くみられます。

 現在インターネットで株式売買している人が、主に取引している証券会社は「SBI証券」が35.6%を占めます。「楽天証券」が15.1%、「マネックス証券」が11.7%です。主に取引している証券会社の満足度を聞いたところ、「松井証券」「SBI証券」「カブドットコム証券」利用者で、『満足』と回答した比率が高くなっています。

■ネット取引による直近1年間の投資資金の増減
 インターネットでの株式売買経験者に、ここ1年の投資資金の変化を聞いたところ、『増加した』が「大きく」「少し」を合わせて42.5%で、2012年調査時(13.0%)より大幅に増えています。「減少した」は19.3%、「ほとんど変わらない」は26.5%です。松井証券利用者では、増加した人が6割となっています。

■ネットでの株式売買意向、ネットでの証券取引時の重視点
 今後、インターネットで株式売買を「利用したい」は11.8%、「まあ利用したい」は12.9%で、あわせて24.7%が利用意向があると回答しています。2012年調査時とほぼ同程度です。利用意向は男性の方が高く、男性30代以上では3割強~4割と、他の年代より高くなっています。現在ネットで株式売買している人の利用意向は9割を占めますが、ネットでの株式売買未経験者では約8%にとどまります。

 ネットでの株式売買意向者が、証券取引時に重視することは「取引手数料が安い」(82.9%)がトップで、「口座開設などの手続が簡単」「セキュリティが信頼できる」が各4割弱で続きます。現在ネットで株式売買をしている人では、取引手数料の安さに続き「取引ツールが使いやすい」「セキュリティが信頼できる」「システムが安定している」が多くなっています。ネットでの株式売買未経験者では「口座開設などの手続が簡単」が多くなっています。


【調査概要】
・調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
・調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
・調査時期:2013年8月1日~8月5日
・調査機関:マイボイスコム株式会社
・回答者数:10,026名

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[マイボイスコム]
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