携帯を使った商品・サービスの購入や情報検索・収集に関する調査 

2013年06月19日
カンター・ジャパンは、消費者が商品・サービスの購入や情報検索・収集に携帯電話をどう利用しているのかについて16歳から60歳までの携帯電話を所有している男女494名に調査を行いました。すると、携帯電話でネット購買をしたことのある人の割合は15%でした。調査の実施時期は2012年12月です。

■ 携帯電話でネット購買をしたことのある人の割合は15%
携帯電話を使ったネット購買経験の有無について消費者に尋ねました。すると、15%の人が「ある」と回答しました。購買経験のあるカテゴリーでは、書籍が一番多くなっています。
ただし、全体的には携帯電話を使ったネット購買への関心はそれほど高くないようで、約4人に3人(74%)が「興味がない」と回答しました。

■ 2人に1人は店内で情報検索・収集している
次に、商品・サービスの購入や情報検索・収集をする際に、携帯電話を店舗の中でどう使っているのかを具体的に質問しました。
総合的に見ると、2人に1人(50%)は、店舗内で携帯電話を使って情報検索・収集行為をしたことがあるという結果になりました。

■ まとめ
小売店が携帯電話上のサービスを用いてクーポンを発行したり、店舗内で携帯電話向けに情報を提供したりと、消費者が店舗において携帯電話を活用する局面は増えています。したがって、店舗内で携帯電話を使った情報検索・収集行動は、今後もますます増えていくと考えられます。

一方、日本の消費者がネット購買の手段として携帯電話をもっと利用するようになるかどうかは未知数です。この調査によると、携帯電話を使ったネット購買に興味のない層が未だに多く存在することがわかります。今後携帯電話を使ったネット購買が増えるかどうかは、その分野に携わる企業が消費者の興味関心をどの程度高められるかによります。


【調査概要】
・調査名称:「モバイルライフ調査」(2013年)
・調査時期:2012年12月
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:16歳から60歳までの男女で携帯電話の所有者
・対象者数:494名

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンター・ジャパン]
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