ビジネスメール実態調査2013 

2013年08月05日
アイ・コミュニケーションは2013年8月5日(月曜)に、仕事におけるメールの利用状況と実態を把握した「ビジネスメール実態調査2013(平成25年)」を発表。

【ビジネスメール実態調査2013(平成25年)の総評】
■仕事上のコミュニケーション手段は「メール」が98.76%
仕事上で周囲とコミュニケーションをとる主な手段は「メール」(98.76%)が最も多く、「電話」(92.87%)、「会う」(89.73%)と続きます。仕事上では、この3つが主要なコミュニケーション手段といえます。

■50.23%がメールで失敗、失敗トップは「添付ファイルの付け忘れ」(72.66%)
過去1年間で、半数の人が実際に失敗を経験しています。失敗の内容は、「添付ファイルの付け忘れ」(72.66%)、「誤字や脱字」(35.68%)、「宛先(メールアドレス)間違い」(25.26%)、「メールの返信が遅い」(23.31%)、「メールの返信を忘れた」(18.62%)の5項目が上位を占めています。

■50.49%がメールを受け取って不快な気持ちに、不快トップは「文章が失礼」(52.20%)
ビジネスメールを受け取って不快に感じたことが、「よくある」(3.60%)と「たまにある」(46.89%)の合計が50.49%で、半数の人が何らかの不快を感じたことがあるとわかりました。不快の内容は「文章が失礼」(52.20%)、「文章が曖昧」(36.53%)、「言葉遣い」(23.83%)、「文章が冷たい」(20.34%)、「文章が長い」(18.65%)の5項目が上位を占めています。特に、不快感を生む原因は文章の占める割合が大きいです。失敗は誰が見ても分かる機能的で具体的な内容が上位を占める傾向にありますが、不快感を誘発するのは人によって感じ方の違う感情的で抽象的な内容です。失敗が直ちに不快感につながるのではなく、文章やマナーに関わる項目が不快感を引き起こすことがわかりました。

■8割の人が24時間以内の返信を希望している
送信したメールの返信は、いつまでに欲しいか(急ぐ場合を除く)の問いに対して、「24時間(1日)以内」(54.61%)が最も多く、「1分以内」(0.00%)、「5分以内」(0.13%)、「15分以内」(0.07%)、「30分以内」(1.50%)、「1時間以内」(4.51%)、「2時間以内」(3.99%)、「4時間以内」(9.55%)、「8時間以内」(6.28%)の合計が80.64%となりました。これらの結果を考慮すると毎日、朝、昼、夕方の3回はメールを確認して返事ができると、仕事は円滑に進むと考えられます。

■6割以上が自分のメールに不安、不安トップは「文章の書き方」(58.14%)
6割以上の人が自分のメールに対して何らかの不安を感じていることがわかりました。メールを書くとき不安に感じるのは、「文章の書き方」(58.14%)、「敬語の使い方」(39.75%)、「何が正しいメールなのかわからない」(30.02%)、「挨拶の仕方」(25.05%)、「誰からもビジネスメールを学んだことがない」(23.57%)の5項目が上位を占めています。一度、基本からしっかり学ぶことで、多くのメールの不安は解消されると考えられます。メールで円滑なコミュニケーションをとるには、ビジネスメールのルールやマナーだけでなく、文章の書き方やビジネスマナーについても学ぶ必要があるといえます。


【調査の概要】
・調査の目的:仕事におけるメールの利用状況と実態を把握すること
・調査対象:仕事でメールを利用しているすべての人
・調査時期:2013年5月20日から2013年6月19日
・有効回答数:1,529
・調査方法:パソコンサイト上のアンケートフォームによる選択回答式

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