「映像利用」に関する調査(第8回) 

2013年08月02日
インターネットコムとgooリサーチが「映像利用」について調査した第8回を発表。

調査対象は全国10代~50代以上の携帯電話ユーザー1,044人。男女比は男性43.0%、女性57.0%。年代比は10代2.8%、20代22.4%、30代38.6%、40代23.6%、50代以上12.6%。

モバイル動画を利用する人がどの程度いるか調べてみた。全員に対し「携帯電話/スマートフォンで動画を見ますか」と質問したところ、回答は「よく見る」が18.2%、「たまに見る」が43.6%、「見たことはある程度」が24.7%、「見たことがない」が11.1%となり、視聴経験者の合計は86.5%だった。

視聴経験のある903人(全体の86.5%)に「携帯電話/スマートフォンで動画を見る理由を教えてください」と尋ねた。回答は「興味のある動画が提供されている」(62.1%)と「テレビ代わりの暇つぶしとして」(40.3%)が多く、「仕事や趣味で見る必要がある」は13.5%にとどまり一種の娯楽手段として受け入れられていた。

また「その他」を選んだ人に理由を自由記述してもらったところ、多かった意見は「(パソコンなどより)手軽に見られる」というものと、「子どもをあやす/ねかせるために利用する」という内容のものだった。

一方、視聴したことのない116人(全体の11.1%)に対する「携帯電話/スマートフォンで動画を見ない理由を教えてください」という質問では、回答が「携帯電話/スマートフォンのスペックが低く、スムーズに再生できない」(29.3%)、「興味のある動画が提供されていない」(24.1%)、「テレビの方が面白い」(24.1%)、「契約しているネットワークの速度が遅く、スムーズに再生できない」(17.2%)といったように、特定の項目に集中しなかった。「その他」を選んだ人も25.0%いた。

そして「その他」の理由では、「パケット通信料が高い」「画面が小さい」「電池が持たない」といったものが多かった。今後スマートフォンや携帯電話でなくタブレットを使うユーザーが増えれば、こうした理由の多くは解消され、モバイル動画の利用者が増えるかもしれない。

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[インターネットコム]
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