韓国のデジタル教科書全面導入に関する意識調査 

2012年04月27日
eラーニング戦略研究所は、韓国の小・中・高校の教員計99名を対象に、デジタル教科書の全面導入に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、回答者の半数近くが、デジタル教科書の活用で場所・時間を問わずに学習提供できる点を評価していることがわかりました。
韓国のデジタル教科書は単に紙の教科書をデジタル化しただけでなく、学校教育をさまざまな側面からサポートする“総合的ツール”として開発されており、その多機能さも一定の評価を得ているようです。

一方で、デジタル教科書の全面導入については肯定的意見が4割超と多数を占めるものの、否定的意見・態度保留もそれぞれ約3割となり、教員の多くが「費用負担の問題」や「学習環境・インフラの整備」、「デジタル教科書を使った最適な授業手法の開発」といった課題を感じていることも明らかとなりました。


【アンケート調査概要】
・調査期間:2012年2月~3月
・調査方法:Webアンケート方式
・調査対象:韓国の小学校、中学校、高等学校の教員 計99名
・性別内訳:男性(68.7%)、女性(31.3%)
・年代別内訳:20~29歳(16.2%)、30~39歳(52.5%)、40~49歳(31.3%)
・職業内訳:小学校教員(33.3%)、中学校教員(33.3%)、高等学校教員(33.3%)
・デジタル教科書を使用しているか:使用している(29.3%)、使用していない(70.7%)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[eラーニング戦略研究所]
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