授業と教育ITに関するアンケート調査 

2013年07月01日
eラーニング戦略研究所は、全国の高校1~3年生計100名を対象に、授業と教育ITに関するアンケート調査を実施しました。

その結果、高校の授業におけるIT導入率は6%と極めて低いことが明らかとなりました。
回答者の55%が「IT端末を授業で使ってみたい」と回答し、その利用法についても具体的な意見が多数挙げられたことから、生徒が期待を寄せる反面、教育のIT化が進んでいない現状が浮き彫りとなった形です。
一方で、家庭学習におけるIT利用率は48%に上り、学校の授業における利用率と比べ8倍も高いことが明らかとなりました。少なくとも約半数の高校生たちは、学習アプリや動画などを活用し、自分に合った学習方法を授業以外ですでに実践しているようです。
また、「人気塾の授業をパソコンで見て学習している」という回答からは、時間・場所の制約を超え、誰もが質の高い学習を受けられる環境が整いつつあることがうかがい知れます。

【アンケート結果から見るポイント】

■ 「先生の教え方」が学習意欲に強い影響力
 指導方法の工夫や授業スタイルの見直しで、生徒のやる気をマイナスからプラスへ

■ 高校の授業におけるIT導入率はわずか6%
 生徒の55%が「授業でパソコン、タブレット等を使いたい」と回答、ITを活用した教育に期待感

■ 家庭学習にパソコン・タブレット、スマートフォンを「利用している」が48%
 「アプリで単語を覚える」「人気塾の授業動画を見る」など自分なりの学習方法を実践


【アンケート調査概要】
・調査期間 :2013年5月24日(金)~5月27日(月)
・調査方法 :Webアンケート方式
・調査対象 :全国の高校1~3年生 計100名
・性別内訳 :男性38名(38%)、女性62名(62%)
・年代別内訳:高校1年生10名(10%)、高校2年生40名(40%) 、高校3年生50名 (50%)
・所属科内訳:普通科77名(77%)、農業科1名(1%)、工業科2名(2%)、商業科3名(3%)、情報科4名(4%)、福祉科1名(1%)、看護科1名(1%)、理数科3名(3%)、その他8名(8%)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[eラーニング戦略研究所]
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