スマートグラスとスマートウォッチに関する調査 2013 

2013年08月02日
矢野経済研究所は、スマートフォンと連携するサービス・機器に関する調査を実施した。ここではスマートグラスとスマートウォッチを取り上げる。

本調査におけるスマートグラスとは頭部に装着する眼鏡型のディスプレイ端末をさす。バッテリー、無線機能を搭載し、スマートフォンと連携して様々な情報を表示でき、また音声入力で操作可能である。
本調査におけるスマートウォッチとはスマートフォンと連携可能な時計型の端末で、時間に加え、メール着信や天気など各種情報の表示、また内蔵されたセンサーで体温、血圧などのバイタルデータの検知・収集が可能である。

【調査結果サマリー】
◆ スマートフォン連携はワイヤレス接続が主流に、セルフケアやヘルスケアサービスに期待
スマートフォンに搭載されるBluetooth、WiFi、NFCなどのワイヤレス接続に対応したエレクトロニクス製品が増加。なかでもスマートグラス、スマートウォッチに代表されるウェアラブル端末の増加により、収集した個人のバイタルデータを活用したセルフケアやヘルスケアサービス事業が期待される。

◆ 2013年スマートグラスの世界市場規模は45万台を予測、2016年は1,000万台規模に
2013年のスマートグラスの世界市場規模はメーカー出荷台数ベースで45万台を見込む。2014年末以降、参入事業者の本格的な市場参入が始まるとみられ、2016年の出荷台数は1,000万台を予測する。

◆ 2013年スマートウォッチの世界市場規模は1,000万台を予測、2016年は1億台規模に
2013年のスマートウォッチの世界市場規模はメーカー出荷台数ベースで1,000万台を見込む。2014年以降、他業種からの参入が見込まれ、2016年の出荷台数は1億台を予測する。


【調査概要】
1.調査期間:2013年2月~6月
2.調査対象:携帯電話・スマートフォンメーカー、コンピューターメーカー、国内半導体メーカー、関連業界団体等
3.調査方法:専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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