第 13 回全国消費者価値観調査(CoVaR) 

2013年06月26日
I&S BBDOストラテジックプランニンググループは、2013年5月に18~69歳男女2,500名(全国)を対象に、「Vol.13 全国消費者価値観調査(CoVaR)」を実施。

その結果、「物質的な暮らしやすさ」は感じているものの「経済的な」「精神的な」暮らしやすさの実感は依然低いままとなっていることがわかりました。又、生活は約5割が満足していますが、その人の気持ち(意識)次第で満足度に違いがあることが明らかになりました。

■今の日本は「物質的に」は困っていないが、「経済的」「精神的」には暮らしにくい
暮らしやすさの実感をたずねたところ、「物質的に」は約2/3が暮らしやすいと回答しています。物質的に困っている人は少ないようです。しかし「経済的に」と「精神的に」暮らしやすさは約1/3程度で、「経済的な」「精神的な」暮らしにくさを感じている人の方が圧倒的に多くなっています。ポイントは3項目とも昨年より上回る結果となりました。
性・年齢別で見ると、「経済的な暮らしやすさ」と「精神的な暮らしやすさ」のポイントに大きな差がありました。「経済的な暮らしやすさ」は、全体と比べ男性10~30代が高く、女性30~40代で低くなっています。「精神的な暮らしやすさ」は全体と比べ女性50~60代が高く、女性10~20代が低くなっています。

■約5割が生活に満足、コミュニケ―ション積極派は満足度が高い
現在の生活に満足している人は全体で約5割となっています。満足度の違いは何によって影響されるのでしょうか?「周りの人と積極的にコミュニケーションする派」と「しない派」では満足度に大きな差があることがわかりました。又、「人とのつながりや縁、絆を大事にしたい派」と「大事と思わない派」でも大きな差となっています。生活満足度は周りとのコミュニケーション、つながりや縁、つまり他者との関係性によって高めていくことができるのかもしれません。


【調査概要】
・調査対象:全国18~69歳男女個人(高校生は除く) 2,500サンプル
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2013年5月15日(水)~20日(月)

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[I&S BBDO]
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