2013年5~6月の一般消費者の消費行動の変化 

2013年07月04日
マクロミルは、全国の一般消費者の消費に対する意識と実態を毎週定点で観測しているMACROMILL WEEKLY INDEX(マクロミル定点観測調査)のデータから、2013年5~6月の一般消費者の消費行動の変化を分析。調査手法はインターネットリサーチ。有効回答数は 1,000名。

■2013年5~6月、一般消費者全体の消費金額は、昨年よりも減少
一般消費者が1週間あたりにモノやサービスに対して支払った消費金額を今年と昨年の5~6月で比較すると、今年の消費金額はほぼ去年と同じか、むしろやや低くなっています。一般消費者全体の消費金額からは、まだ消費が上向いているとは言えないようです。

■高所得者層の消費金額は増加、中低所得者層へのアベノミクス効果の浸透はこれから?
1週間あたりの消費金額を、世帯年収別に今年と昨年の5~6月で比較しました。中低所得者層は昨年とほぼ同じ水準になっていますが、高所得層は、昨年よりも増減の幅がはっきりと見られます。
5~6月の消費金額について前年と比較すると、高所得者層は600円プラスになっているのに対して、中低所得者層は600円マイナスとなり、アベノミクス効果は現段階ではまだすべての消費者には行き届いていないようです。(※世帯年収が800万円未満=中低所得者層、800万円以上=高所得者層と定義)

■お金の使い道を分析、「食事会・飲み会」が昨年より減少傾向に
1週間に消費したアイテムのうち、「家族との外食」「食事会・飲み会」について比較すると、「家族との外食」への消費は昨年とほぼ同水準で推移していますが、「食事会・飲み会」 への消費は昨年よりも低調であることがわかります。


【調査概要】
・調査方法 : インターネットリサーチ
・調査対象 : 全国、20~69歳の男女1,000サンプル(マクロミルモニタ会員)
・割付方法 : 平成22年国勢調査による、エリア×性別×年代別の人口動態割付
・調査日時 : 毎週水曜日実施
・調査機関 : 株式会社マクロミル

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[マクロミル]
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