夏休みの「自由研究」に関する意識調査 

2013年07月12日
ライオンは、4~6 年生の小学生とその母親各 300 名に対して、夏休みの「自由研究」に関する意識調査を実施。

■昨年の自由研究、自己満足度が100点の子どもはわずか13%。 約4割の子どもは60点以下と、ガッカリ感を感じていた!

・まず、子どもに対して、昨年の自由研究の満足度を自己採点してもらったところ、100 点と回答した子どもは13%にとどまり、一方で、60 点以下と不満を残している子どもが約4割という結果でした。

・満足度が高い子どもの取り組み方を見てみると、「自由研究のテーマを自分で考えて決めた」が 61%と、全体の42%に比べて高くなっていました。

・また、親のかかわり方として、満足度の高い子どもの親は、子どもに「頼まれたら手伝った」割合が高くなっていました。子ども主体で進めながら、困った時には手助けしていると推察されます。

■満足度の高かった子どもが今年の自由研究で心掛けていることは、『やりがいのあるテーマを選ぶ』が33%

・昨年の自由研究の自己採点が100点だった子どもについて、今年の自由研究に取りかかるにあたり、どのようなことに気を付けようと思っているかを聞いたところ、『もっとやりがいのあるテーマを選びたい』と『早くから取りかかる』が 33%と多くなっていました。

・全体でも『早くから取りかかる』が4割以上、『やりがいのあるテーマを選ぶ』が約3割と、積極的に取り組む意欲を感じる結果となっていました。
 
・さらに、『もっとやりがいのあるテーマを選びたい』と考えている子どもが今年取り組もうとしていることについて具体的に見てみると、『科学実験』や『観察調査』、『社会・環境調べ』など自ら考察を加えるテーマを選ぶ傾向が見られました。特に『社会・環境調べ』は、全体平均と比べ 1.4 倍も割合が高い結果となっていました。


■半数以上の親は「自分でがんばって!」と思っているが、自由研究に積極的に取り組みたい子どもほど、親の手助けを必要としている?!

・今年の自由研究で、親にどの程度手伝ってもらいたいか子どもに聞いたところ、全体では『難しいところは手伝って欲しい』が45%と最も多くなっていましたが、これは『もっとやりがいのあるテーマを選びたい』と考えている子どもでも同様に 45%と高く、意欲的に取り組むからこそ、親の助けを必要としていることが伺えます。

・一方、親の意識として、今年の子どもの自由研究にどの程度関わるつもりかを聞いたところ、『難しいところが出てきたときだけは関わりたい』と答えた親は 24%に対し、『出来る限り自分で頑張って欲しい』『手伝わない』と答えた親は過半数に及ぶ結果でした。


■企業サイトの発信情報が子どもの満足度向上につながる?!
また、昨年の自由研究テーマを決める時に参考にしたものについて聞いたところ、『企業のWebサイトを見て決めた』子どもでは、自己評価が 100 点の割合が 25%と高くなっていました。

 
【調査概要】
・調査期間:2013 年6 月1 日(土)~5 日(水)
・調査対象:小学校4~6 年生300 名と、その母親(30~50 歳)300 名
・調査方法:インターネット

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