エイビーロード海外旅行調査2013 

2013年06月25日
リクルートライフスタイルに設置された「エイビーロード・リサーチセンター」は、2012年に海外旅行をした18歳以上の男女を対象に、渡航者の実態を把握することを目的に、2013年3月に「エイビーロード海外旅行調査2013」を実施。渡航先や満足度、今後の海外旅行意向に関する調査結果を発表。

【2012年海外旅行の実態】
■好調なアジア圏の中で渡航率が減少している「韓国」「中国」。
■中・長距離方面は好調、特に「ハワイ」は渡航率も満足度も上昇!
・渡航率は2割弱で前回と同程度。レジャー目的の渡航は85%で例年並み。
・最多渡航先は「韓国」だが、渡航率は過去最高だった前回より減少。「中国」も減少しており、アジア圏ではこの2カ国の減少幅が目立つ。
・中距離、遠距離は好調。なかでも「ハワイ」は渡航率が上昇し、1位の韓国に迫る勢い。
・総合満足度は1位「アメリカ東部」、2位「イタリア」、3位「ハワイ(オアフ島以外)」。渡航率も上昇している。ハワイは、オアフ島・オアフ島以外いずれも満足度がアップし、順位を上げた。

【今後行きたい海外旅行動向】
■渡航率の減少した「韓国」は、今後の訪問意向も減少。
■今後行きたい渡航先は、1位「イタリア」、2位「フランス」、3位「オーストラリア」 。
・今後行きたい渡航先は「イタリア」が4年連続1位。2位「フランス」、3位「オーストラリア」。いずれの属性においても「イタリア」が1位を獲得。
・行きたいエリアの割合は全体的に減少。特に「韓国」の落ち込みが大きく、昨年と比べて7.7ポイントの減少。順位も9位(一昨年)→12位(昨年)→18位(今年)と下がっている。

【円高・円安の影響】
■4人に1人が「円高がきっかけ」で海外旅行に。円安の兆しが出始めた昨年末にかけては、今
後の円安を予想してか、“かけこみ旅行”の動きも?
・「円高(円安)」がきっかけで海外旅行に出かけた“円高コンシャス”な人は25%。年末にかけ円安トレンドが見えたものの、むしろ「円高きっかけ」率は高まり、“かけこみ旅行”的な動きもみられた。

【2012年海外旅行者の2013年以降の海外旅行動向】
・2013年の海外旅行予定は昨年と同程度。2011年を4.4ポイント上回る84%が「行った/行きたい」(2013年3月時点)と回答しており、東日本大震災による旅行意向への影響はなくなったと思われる。


≪調査概要≫
●調査名:エイビーロード海外旅行調査2013
●調査目的:海外旅行者の予約状況・消費行動、および人気の渡航先・今後行きたい渡航先を把握し、関係各位の参考とする。
●調査対象:
 ○スクリーニング調査:関東・関西・東海の3地域より抽出した18歳以上の男女
 ○本調査:2012年の海外旅行経験者(出発月が2012年である海外旅行)
●調査期間:
 ○スクリーニング調査:2013年3月14日(木)~3月18日(月)
 ○本調査:2013年 3月25日(月) ~ 4月1日(月)
●調査方法:インターネット調査( (株)インテージのインテージ・ネットモニターを利用)
●調査対象数:
 ○スクリーニング調査:118,202人、調査回収数:54,788人(回収率 46.4%)、
 ○調査集計数:54,054人
 ○本調査:7,862人、 調査回収数 : 5,193人(回収率 66.1%)、 調査集計数:5,077 人

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[エイビーロード・リサーチセンター]
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