「結婚観」に関するアンケート調査 

2012年04月18日
パートナーエージェントは、「結婚観」に関するアンケート調査を東京と福岡の20代~40代の未婚女性1,059名に行いました。

◆福岡女子は受け身タイプの傾向 率先して盛り上げるのはやっぱり東京女子
東京と福岡それぞれ20~40代の未婚女性に、合コンやパーティで盛り上がりに欠けている場合の対応についてたずねました。すると、福岡女子は受け身姿勢の傾向が強い事が分かりました。第1弾の東西比較調査にて大阪女子と比較した際、意外にも受け身な大阪女子の姿が浮き彫りになりましたが、「誰かが盛り上げてくれるのを待つ」という点においては、福岡女子が最も受身姿勢であることが分かりました。県民性研究の第一人者である矢野新一先生によると、福岡は「城下町の歴史からややひかえめなタイプの女性が多い」( 出典『「県民性」で結婚成就』p.133)と明らかに
していますが、そういった特徴がこの結果にも表れたようです。

◆九州男児といえば亭主関白!? 女性の反応は・・・!
東京と福岡それぞれ20~40代の未婚女性に、夫が主導権を握る亭主関白か、妻が家を牛耳るカカア天下か、家庭のスタイルについてたずねたところ、両地域とも圧倒的にカカア天下を選択する結果となりました。しかし、亭主関白と回答した人の割合を比較してみると、福岡の方が東京よりも亭主関白をよしとする割合が高いことが分かります。場を仕切りたがる活発な姉御肌の東京女子に対し、福岡女子は男性を立てながらしっかり家庭を守るという、東京とはまた違った“隠れ姉後肌っ
ぷり”を発揮しているようです。

◆「年収500万円以上」が理想だが、福岡女子は寛容な事が判明
東京と福岡それぞれ20~40代の未婚女性に、結婚相手に求める年収をたずねました。その結果、両地域ともに希望は「500~599万円」が最も高い割合になりました。しかし「500万円未満」で見ると、東京女子は合計27.3%に対して福岡女子は合計36.2%と、福岡女子は男性の収入に対して寛容な事が分かります。一方「500万円以上」でみると、福岡女子の45.4%に対して東京女子は56.4%。半数以上の東京女子が500万円以上の収入の男性を望んでいるのです。年収500万円以上の独身男性は40%という昨今、福岡女子の方が現実的な年収を相手に望みつつ、また「年収は気にしない」という女性も、東京女子より高くなっています。福岡女子は、相手に多くを求めるのではなく、いかにやりくりし家庭や夫を管理していくのかを考える、頼りがいのある存在なのでしょう。その傾向が、次の質問(Q5)に対する回答からも分かります。

◆金銭感覚が結婚の重要ポイント!お金周りに意識の高い福岡女子
東京と福岡それぞれ20~40代の未婚女性に、結婚相手に重要視することをたずねました。すると、地域を問わず、また東西比較第2弾の愛知女子とも同様に、「性格」がダントツで重要視される結果となりました。
しかし福岡女子で特徴的なのは、他の地域よりも金銭感覚を重要視する傾向が強いということです。収入の高低のみならず、お金の使い方に対しての意識が高い、手堅い女子が多い、というのが福岡の特徴と言えるでしょう。また、東京・福岡・愛知を並べて比較した時、愛知女子が突出して両親との関係を重視することが分かりました。愛知では地縁・血縁を大切にする文化が今でもしっかりと受け継がれているのでしょう。

【調査概要】
集計期間:2012年3月29日~2012年4月4日
調査方法:インターネット集計による
調査対象:26歳~44歳未婚女性(子ども無し)
調査人数:東京都出身東京都在住(東京女子)537名、福岡県出身福岡県在住(福岡女子)522名 /計1,059名

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